米Googleは新型スマートフォン「Pixel 6シリーズ」に搭載された独自開発プロセッサ「Tensor」について、テクニカルな詳細を公開しています。

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TensorはGoogleがはじめてリリースするモバイル向けのプロセッサで、その特徴はAI(人工知能)やML(機械学習)性能の向上に力を入れていることです。これにより、Pixel 6シリーズではデバイス上で処理が完結する音声認識や翻訳機能が利用できます。

Googleによれば、Tensorは最新の5nmプロセスにて製造されています。そしてCPUには2.8GHz動作の2基のプライムコア「Cortex-X1」、2.25GHz動作の2基のビッグコア「Cortex A76」、1.8GHz動作の4基のスモールコア「Cortex A55」を搭載します。

他社のハイエンド向けプロセッサでは1基のプライムコアを搭載してることが多いことから、Tensorの2基のプライムコアがどれだけパフォーマンスに貢献しているのかが気になるところです。また、GPUにはMali-G78を採用しています。

そして総合的なパフォーマンスとしては、Pixel 6シリーズのTensorは「Pixel 5」の「Snapdragon 765G」にくらべて80%の性能向上を果たしています。Snapdragon 765Gはミドルハイエンドのプロセッサではありますが、Tensorの性能もかなり期待どおりに仕上がっているといえそうです。

Pixel 6シリーズではその他にも、セキュリティチップ「Titan M2」を搭載。これがTensorと協調することで、マルウェアやその他の攻撃手法への防御力を高めています。

スマートフォン向けの独自プロセッサといえば、まず米アップルの「Aシリーズ」の成功が思い出されますが、それをGoogleが参考にした可能性は十分にありそうです。韓国サムスンもモバイル向けの独自プロセッサを開発しており、今後は多種多様な独自開発プロセッサが各メーカーからリリースされることになりそうです。

Source: Google

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