ソニー、コントローラーを持つだけでPlayStationユーザーを識別する特許

友達のゲーム機でも自アカウントで自動ログインできます

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年08月26日, 午後 07:15 in PS5
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Sony
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米国特許商標超(USPTO)が、ソニーの出願したゲームコントローラーの持ち方などからユーザーを識別する方法についての特許を公開しました。この特許は、ユーザーがコントローラー持ったときの傾きやボタンを押す強さなどを検出し分析することで、そのユーザーが誰かを特定します。

より詳しく識別の仕組みをみてみると、システムはユーザーのコントローラーを持つ位置や向き、動かしかた、ボタンを押す強さなどの数値に基づいて機能するとのこと。普段のゲームプレイ中にこれらの値がどのように変化するかを分析し本体またはサーバーに記録しておくことで、次回コントローラーを手に持ったときにそれがどのユーザーかを判別できるようになるというカラクリ。

ユーザーごとのパラメーター収集には、コントローラーに含まれるジャイロ、加速度、地磁気などのセンサーが使われると考えられます。またPlayStation MoveコントローラーやPlayStation Camera、PlayStation VRなどあらゆるデバイスの備えるセンサーからも取得される可能性があります。さらには、直接ゲームに使うデバイスではなくとも、リストバンドのようなウェアラブルデバイスが使われることも考えられます。

もし、既存のデータで認識できないプレイヤーが表れた場合は、システムは短く区切った単位時間毎のコントローラーの動作を分析し、そこから既存ユーザー情報と合致するものがないかを探します。そしていくつかの単位時間の組み合わせが既存ユーザーの特性に符合すれば、そのユーザーとしてログインさせたり、または特定の動作を要求することもできるとのことです。

特許文書に寄れば、たとえばプレイヤーが友人の家のコンソールでゲームをする際、自分のPlayStationアカウントを使ってログインすることが多いからだとされます。その際、ユーザーは自分のパスワードを友人のPlayStationに入力する必要があり、他人にパスワードを見られる危険性が発生します。

しかし、今回の特許技術なら、コントローラーを持ってしばらく操作するだけでで自動的に自分のアカウントでログインするため、パスワード情報が漏れることはありません。

なお、システムはゲームのプレイ中も定期的にユーザーを確認できます。たとえばゲームの難しい場面でだれかにコントローラーを渡してプレイを変わってもらった場合、誰がその場面をクリアしたかをゲームが認識してその後の難易度調整をする、といったこともできそうです。また、コントローラーをテーブルなどに置けば、自動的にポーズをかけたり、時間が経てばログアウトするなどの動作も可能になるでしょう。

ちなみにこの技術は現状、あくまで特許出願が公開されたという段階。技術的にすでに実用可能な状態にあるのか、PlayStation 5が発売されたときに使えるようになっているのかなどはわかりません。

source:USPTO
via:Ars Technica, SegmentNext

 
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