Polestar
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ボルボの高級EVブランドPolestarが、電動貨物運搬車 ”Re:Move” の走行可能なプロトタイプを製作、独ミュンヘンで開催のIAA Mobility 2021で公開しました。一体なんぞやと思われる方も多そうなこの乗り物、わかりやすくいえば重量物を運搬するための電動台車です。

Polestarは今年3月にこの変わった乗り物のレンダリング画像を公開、自転車専用レーンを走行できる幅の3輪車ながら600ポンド(約270kg)の荷物を運ぶ能力を持つため、ラストマイルの配送業務などに活用できると主張していました。

今回公開されたプロトタイプは、2.2kWhのバッテリーで15mph(約24km/h)の最高速度、電動アシスト自転車とほぼ同等の走行性能を備え、最大積載重量をやや減らして400ポンド(約180kg)としています。また低炭素アルミニウムシャーシは電動チルトメカニズムを備えており、車両を「リーンイン」して安定した旋回が可能。最小回転半径は7m未満とのこと。

発表されたプロトタイプには灯火類や警笛など安全装備はありませんが、地域の法令に合わせてオプションとして用意されると考えられます。またより環境に優しい複合素材で作ったフレームカバーを採用しているとのこと。

Polestarは、Re:Moveの価格や発売時期はおろか、Re:Moveを商品化する可能性についても述べていません。もし発売されるとなれば、たとえば狭い路地での配送が多い宅配便業者などには役立ちそう(小回りが必要ないのが条件ですが)。またその他の用途を考えた場合、魚市場などで使われるターレットトラックの代わりになりそうかなとも思ったものの、あちらは積載重量1t以上があたり前の世界。やはりもう少しライトな物を扱う物流倉庫などでの運搬用途が向いていそうです。

Source:Polestar