武田良太総務大臣は1月15日の閣議後の記者会見で、KDDIが発表したオンライン専用ブランド「povo」について『非常に紛らわしい』と批判しました。

「povo」は、ドコモの「ahamo」や、ソフトバンクの「SoftBank on LINE」対抗となる20GBプランです。他の2社より500円安い月額2480円から利用できます。ただ、他社と異なり通話定額は含まれておらず、通話定額を含めた同じ条件で比較すると、他社と同じ月2980円となります。

この点について武田総務大臣は『最安値と言いながら、(通話料金を含めると)他社と結局同じ値段であったということについては、もっとわかりやすいやり方を考えていただきたかった』とコメント。

また『中に通話料が含まれていないのか、ただ単に同じ条件で2480円だったのか、その条件をはっきりしないままに、あたかも国民に対して他社よりも一番安い500円安い2480円だと、すべて同じ条件だと思わせるようなやり方は、私は非常に残念だなと考えている』『ただ単に最低価格を宣伝するのではなくて、その価格の内訳にたいして利用者がしっかり理解納得できるように示していただきたい。そうしたことが重要になってくる』とも述べました。

なお、音声通話をあまり利用しない場合、auの「povo」のほうが他キャリアよりも最大500円安いのは事実です。また、オンライン申込み専用という「povo」特性を考えると、音声通話はLINEなどの通話アプリで済ませるユーザーも多いことが想定されます。