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「格安」じゃないのには理由がある!5G時代目前だからこそ携帯会社選びはMNOがベストなんです

基地局を建てるだけで、ネットワークが構築できるわけではないのです

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2019年9月11日, 午前07:45 in kddi
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MVNO(仮想移動体通信事業者)、いわゆる格安SIMサービスを行っている事業者が乱立する昨今。その中のひとつ、楽天モバイルがauやドコモ、ソフトバンクと同じMNO(移動体通信事業者)として10月にサービスをスタートします。ただし、当初は「無料サポートプラン」とされており、商用サービスではありません。商用サービスの本格展開は事実上の延期となっています。

そういった背景の中、毎月の利用料金だけでみると、MNOを選ぶメリットが少ないと思っている人もいるでしょう。しかし実際は、MNOだからこその恩恵が大きいのです。

たとえばauでは、まもなくやってくる5G時代を見据え、自社ネットワークを「ピカピカの4G」と銘打ってアピール、さらにNetflixがセットになり、データ容量の上限がないプランを発表しました。もはや繋がるのは当たり前の時代だからこそ、"繋がるのが当たり前"の裏側には様々な取り組みが行われているのです。

というわけで今回はauを例に、MNOではどんな取り組みが行われているのか、MVNOでは実現できないネットワークの安定性の高さに注目してみましょう。

「つながりやすさ」は常に改善されている

通信回線の品質でユーザーが一番実感しやすいのは「つながりやすさ」です。

日常生活では気づきにくいですが、通信エリアはユーザーの使い方や、建物の建て替わりなどで日々変化するもの。これまで使えていたはずの場所でも、ある日突然使えなくなることがあります。そんな変化などで「つながりにくい」と思う状況に遭遇することもあるでしょう。

auではこういった「つながりにくい」シーンをなくすべく、自宅や勤め先、よく行くお店などでつながりにくいと感じた場合の問い合わせ先として「電波サポート24」を開設しています。

電波サポート24に自宅・勤務先の訪問調査を申込みすると24時間以内にauから連絡があり、実際に自宅・勤務先での電波状況を調査してくれます。
※年末年始は除く。勤務先は土日祝も除く。


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▲自宅などで電波に不具合がある場合、auユーザーなら「電波サポート24」に問い合わせると改善される可能性あり

調査の結果次第で基地局による調整を行ってくれたり、恒常的な不調であれば自宅に小型携帯電話基地局を設置してくれたりと、つながりやすくなる可能性があります。こういった電波状況の改善はMNOならではの対応です。

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▲KDDI株式会社 建設本部エリア品質管理部企画グループ主任 渡辺佑未氏

auで電波改善に取り組んでいる建設本部エリア品質管理部企画グループ主任 渡辺佑未氏は、「全国に11の拠点があり、そこで各エリアの電波状況をモニタリング。さらにそれを東京に統括して管理するセンターもあり、24時間体制でチェックしています」と言います。

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▲モバイルオペレーションセンターでは基地局やネットワークに接続している人数などをモニタリングしています

通信エリアの改善は、単純に基地局を建てるだけで良いというものではなく日々状況が変わっていきます。「たとえば新しいビルが建つと電波の届き具合は大きく変わるのです」(渡辺氏)と言います。つまり大きな建物が新しく建つと電波状況に影響を与えるわけです。auではそういった情報をいちはやくキャッチし、先回りして通信エリアの最適化(基地局建設含む)を行っているとのこと。

長年のノウハウによって、既存のアンテナに対して絶妙な調整を行うことで、通信エリアは大きく変わるのだそうです。都市部では多くの基地局が建っているのが当然で、それぞれの基地局からの電波の強さや飛ばす方向を複合的に調整することにより、高い品質の「つながりやすい」ネットワークが構築できるというわけです。

さらにauが行っている「Twitterアクティブサポート」もつながりやすさの向上に一役買っています。たとえばTwitterで「auの電波の繋がりが悪い」といった投稿があると、そのユーザーに直接問い合わせを行い、自宅や勤務先だけではなく、たまたま移動した先で電波状況が悪かったというようなケースへもサポートを実施しています。

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▲Twitterで電波状況が悪いとつぶやくと、それに対してリプライが来ることも

つながりやすさといえば、登山などで訪れる山間部でも強化されています。世界遺産にもなっている富士山では、毎年山開きのシーズンに基地局が稼働し、登山客が利用できるようになっています。富士山以外の山についても通信品質をしっかりと管理しており、「実際に登山ルートを歩いて各ポイントで通信状態をチェックし、改善を進めています」(渡辺氏)とのこと。社員自らが現地へ赴いてテストを行い、ネットワークの品質調査に努めているそうです。

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▲実際に登山ルートを歩き、ネットワークの品質をチェック。測定した結果は地図に落とし込み、登山道マップとして公開しています

いざというときもMNOなら安心

通信インフラは日常だけでなく、災害時など不測の事態でも安定した運用が求められます。auでももちろん災害対策への取り組みが行われています。前述のように全国の拠点で24時間365日運用保守を行っているので、もし障害が起きた場合でも、素早く対処できるわけです。

また、災害時は基地局自体が壊れてしまったり、基地局を動かすための電気が止まってしまったりするケースも想定されます。そうなった場合のために各MNOは移動可能な基地局システムを持っていて、たとえばauでは全国に車載型基地局が配備されているほか、船舶型基地局も配備されています。

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▲北海道胆振東部地震で活躍した船舶型基地局「KDDI OCEAN LINK」

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▲KDDI株式会社 運用本部運用管理部特別通信対策室長 渕上英彦氏

auで災害対策などを担当している運用本部運用管理部特別通信対策室長の渕上英彦氏によれば、「そのときの状況にもよりますが、なにか問題が起きたときは3時間を目処として車載型基地局を現地に配置できるような体制になっています」とのこと。

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▲新型の車載型基地局

実はauで使われている車載型基地局は、最近新型車両が投入されたばかり。従来の車載型基地局はアンテナを作業員が組み立てる手間があったが、新型車両ではこれを自動化。設営時間を25分も短縮でき、より早い復旧を目指せるようになっているそうです。

こういった災害対策は設備だけ準備していても、いざというときに対応できません。そのため各MNOでは災害対策訓練を行い、有事に備えています。

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▲大規模な訓練を行っているほか各エリアで現地の状況に合わせた小規模な訓練も数多く開催している

auの場合、3年前から大規模な災害対策訓練を開催。auだけでなく自治体や自衛隊などと協力して、迅速にエリア復旧が行えるよう訓練しています。渕上氏は「大規模な訓練のほかにも、エリアごとや地方自治体ごとなど、その地域に合わせた訓練も数多く行っています」と述べ、災害時でも安定してつながることを目指していると言います。

5G時代になっても実は4Gが重要

さて、現在各MNOは次世代通信の5Gへ向かって進んでいます。とはいえ、5Gがスタートしたとしても、現在メインで使われている4Gこそが重要とされています。

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▲KDDI株式会社 技術統括本部技術企画部 松ヶ谷篤史氏

auで次世代通信技術などを担当している技術統括本部技術企画部の松ヶ谷篤史氏は「新しく5Gに割り当てられた電波は周波数が高く、1局で広い範囲をカバーするのが難しいという課題があります。そこで最初は従来の4Gに5Gを組み合わせる形で5Gを普及させていきます。auでは『ピカピカの4Gとスペシャルな5Gを組み合わせたハイブリッドネットワーク』を目指しています」と語ります。

これについては代表取締役社長の高橋誠氏も「ハイブリッドカーに例えると4Gはガソリン、5Gはバッテリーといったイメージで、それぞれの特性にあわせて使い分けていくことが重要になる」とコメントしています。

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▲5Gは4Gと組み合わせて両輪で運用

5Gのエリア展開も4Gで培われた技術が活かされます。松ヶ谷氏によれば「現在auに割り当てられている5G向けの電波は3.7GHz帯(200MHz幅)、28GHz帯(400MHz幅)の2つとなっています。これらの電波はこれまでの4Gよりも周波数が高く、飛びにくい性質がある一方で、その分広い帯域幅を使って大容量通信が可能になります。高い周波数の5Gをこれまでの4Gと組み合わせて同時に通信することにより、ピカピカの4Gの通信品質に5Gの高速大容量通信を重ねることができ、Netflix等の動画サービスがさらに快適にご利用いただけるようになっていきます。将来的にはこれらの5G周波数をまとめてより高速、高品質な通信ができるよう対応していきます」とのこと。5Gの品質にも自信を持っていると説明します。

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▲各社に割り当てられた5Gの周波数。auには最大の3枠が割り当てられている

5Gの運用が始まった場合、開始当初はどうしてもいまの4Gと比べて規模が小さくなってしまいます。そこで4Gが重要となってきます。4Gの運用がしっかりとしていることで、5Gが活きるわけです。4Gのエリア展開や通信品質の向上に知見のある通信キャリアこそが、5G時代になっても同じく安定して使えるネットワークを提供できるはずでしょう。

auでは「ずっと、もっと、つなぐぞ。」というスローガンのもと、全社一丸で取り組んでいくと発表されています。この言葉の裏にはこういった日々の積み重ねが隠れているわけです。今年は5G元年で各社のサービスがどのようになるのか注目ですが、ユーザーには見えにくい部分に対し、しっかりと取り組んでいるキャリアを選ぶのが結果的に安心と言えそうです。

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