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カメラが飛び出す話題のスマホOPPO「Find X」イベントレポート。確かな技術と経験に裏打ちされた唯一無二の逸品

実機がもらえるじゃんけん大会も!

Engadget JP Staff, @engadgetjp
2018年10月25日, 午前11:59 in FindX
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いよいよ日本でも11月上旬に発売となる、OPPOの最新スマートフォン「Find X」。電動スライド式のカメラを搭載することで、ノッチ(画面上部の切り欠き)をなくしたギミックは、ガジェットマニアでなくとも興味があるところではないでしょうか。

そんなFind Xの国内発表となった10月19日の夜、Engadgetではいち早く実機に触れられるイベント『カメラが飛び出すスマホ「OPPO Find X」をいち早く試そう』を開催しました。実機のタッチ&トライだけではなく、国内発表会の振り返りや、OPPOの中の人による開発秘話トーク、そして日本で誰よりもOPPOを取材してきたと自負する携帯研究家によるFind Xの魅力紹介など、盛りだくさんだったイベントの模様をレポートします。

国内発表会を振り返る

まずは、携帯電話研究家の山根康宏氏(山根博士)と弊誌編集長の矢崎で​​​​、イベント当日に行われた国内発表会を振り返ります。振り返りと言いつつも、その内容は山根博士によるOPPOへの熱い想いが溢れるものとなりました。

OPPO Find X Event

日本でのOPPOの印象は、日本に参入したばかりの新興スマホメーカーと思われがちですが、その実、10年以上の歴史と実績があるメーカーだと山根博士はアピールします(実際OPPOは、サムスン、Apple、ファーウェイに次ぐ、世界第4位のスマホメーカーです)。

OPPO Find X Event

「Find Xは、ノッチを廃したからこそ実現した」と山根博士。全画面のパノラマアークスクリーンをはじめ、その筐体デザインの美しさを称賛します。特に背面のグラデーションデザインは、いま中国メーカーがこぞって採用しており、クリアケースを装着するのが流行りなのだとか。背面を隠してしまうケースが必要な端末は、そもそもデザインがダメなのだとバッサリと切って捨てます。

OPPO Find X

そんなFind Xにはもちろんクリアケースが付属。背面の美しさを思う存分堪能できます。

ちなみにカラーバリエーションはワインレッドとサイレントブルーの2色。会場では僅差ながらサイレントブルーが人気のようでした。

OPPO Find X

そしてFind Xといえば、やっぱり気になるのはカメラ部のスライド機構。このモーターで駆動する機構、OPPO製端末ではFind Xが初採用ではなく、以前にもNシリーズという端末に搭載されていたのだそう。実績があるから採用できたとも言えるわけです。

OPPO Find X Event

可動部分があると故障が心配という話がつきもの。これについても「世界4位のスマホメーカーが、そんな壊れやすいものを出すわけがない」と山根博士は語ります。

実際、このスライド機構は30万回以上の動作テストをクリアしており、耐久性は折り紙付き。壊れるよりもバッテリーがへたるほうが早いだろうとのこと。

たとえ本体を落としてしまったとしても、落下を検知するとカメラが自動で収納される機能があるので安心です。

もうひとつの特徴的なのは充電の速さ。3400mAhの大容量バッテリーを搭載していますが、独自の急速充電機能「Super VOOC」により、なんと35分間で充電が完了するのだとか。

OPPO Find X

山根博士は最後に日本で発売されないランボルギーニ・モデルについても言及。「もちろん、これはランボルギーニが正式にライセンスを与えた結果です。これを見てもグローバルにおけるOPPOの信頼度が窺えるのではないか」と語り、発表会の振り返りは終了しました。

OPPO Find X Event

OPPOプロダクトディレクターの熱い想い

続いて、OPPO入社11年目、Find Xの開発も担当したプロダクトディレクター 党 壮麗(トウ ソウレイ)さんから、Find Xにまつわるトークセッションが行われました。基本的には山根博士が質問し、それに応えていただく形でしたが、1つの質問に10で応えるような、非常に熱い想いが語られています。

OPPO Find X Event

まず、"Find Xの開発期間"について。構想自体は3年ほど前からあったものの、プロジェクトとして立ち上がってからは、1年半で製品化が行われたとのこと。開発の主要メンバーは30人ほどですが、全体では300人近い人数が開発に携わったそうです。この人数からもOPPOが急に出てきた新興メーカーでないことがわかります。

また、"カメラをスライドさせるアイデアはどこから出てきたのか"という質問に対しては、「問題解決を検討した結果だ」と返答。Find Xでは、フロントと背面が一体化した美しいものを作りたいと考えており、このためには、カメラをはじめ、フロントに搭載される各種センサーを隠す必要があると考えたとのこと。これを実現するためにスライド機構のアイデアが浮かんだそうです。

OPPO Find X

このスライド機構について、モーターではなく、手動スライドの発想はなかったのかと問うと、過去に手掛けたOPPOのNシリーズにおけるユーザーからのフィードバックを参考にしたそうです。

たしかに手で動かすのが好きな人はいるものの、いちいち操作するのが面倒だと考える人が多かったのだとか。特にFind Xでは顔認証にカメラを使うので、そのたびに手動で引き出すのは大変不便だと考え、モーターによる自動スライドを採用したと言います。

OPPO Find X Event
なお、カメラのスライド速度ですが、機構的には0.4秒での動作が可能とのこと。しかし、実際には0.6秒に設定されています。これは、端末を手に持ってから画面を見る目までの間にカメラの準備ができる、自然な速度なんだそうです。

会場からは、"指紋認証を搭載しなかった理由について"も質問が出ていました。これは先にも挙がっていたデザイン面での理由が大きかったようです。ただし、妥協したというわけではなく、しっかりと検証した結果でもあります。指紋認証とFind Xが搭載する3D顔認証のエラー率を比較すると、前者が5万分の1に対して、後者は100万分の1。20倍もの精度差があるという理由からなのだそう。

OPPO Find X Event

山根博士からの"カメラが飛ぶとかドローンになるなどのおもしろいものを開発しているのでは?"との問いかけには残念ながらノーコメント。ただし、SF映画に登場するようなものも研究しているとのことで、一風変わった端末が今後も登場する可能性はありそうです。

次にOPPO Japanの商品企画担当の方が会場の人にFind Xの感想を聞きたいとのことでしたが、いつの間にか会場からの質問タイムに。

OPPO Find X Event

まず挙がったのが"シャッター音を消してほしいと"の要望。これについてはOPPO内部でも議論はあるようですが、いまのところ日本市場では音を消さないとの判断に至ったようです。なお、グローバルでは日本以外では消音できるようになっているとのこと。

次に"FeliCa搭載の要望"も出ていました。先駆けて発売されているR15 ProにはFeliCaが搭載されていますが、Find Xには非搭載。これは単にスケジュールの問題だそうです。Felicaの開発は早いメーカーでも半年はかかるとのことで、今回は発売を優先してFelica搭載を見送ったとしています。

本来の趣旨だったFind Xの感想については、参加していた女性から"インカメラがとてもいい、美人になった気になれる"と絶賛する声が。ただし、OPPOがフラッグシップと掲げる製品だけに、値段が少々高めとの話も......。

OPPO Find X Event

山根博士とITジャーナリストあやのさんの「Find Xのココがスゴイ」

最後のセッションは、山根博士とITジャーナリストのあやのさんによる、Find Xを買わない理由が見当たらないというプレゼンテーションです。

OPPO Find X Event

山根博士曰く、Find Xは見せびらかす端末とのこと。たしかに美しい筐体を目にすると、人に自慢したくなるのはわかります。

そんなFind Xのセルフィーですが、セルフィー研究家でもあるあやのさんによると、とても優れているのだとか。もともとOPPOのスマホはセルフィーに定評があるものが多く、Find Xに搭載されているAIセルフィーはさらによくなっていると絶賛。

OPPO Find X Event

ちなみに、OPPOの人気が高いインドでは、男性もセルフィーを積極的に撮っているといいます。ひげがあっても綺麗な美肌効果が表れるようなチューニングが施されているそうです。

プレゼンテーションの後半にはOPPOの工場を訪問した際の様子も披露されました。他の多くのスマートフォンメーカーとは違い、OPPOは自社工場を持っており、設計から製造までを一貫して自社で行っているとのこと。このため、品質管理も非常に厳しく行われているそうです。

OPPO Find X Event

ともあれ、日本メーカーの本来あるべき姿だという言葉が印象的でした。

懇親会ではFind Xプレゼントも

Engadgetのイベントでは恒例となった懇親会でのじゃんけん大会では、なんとFind X実機をプレゼント!? 見事に獲得したのは大学生で、これから大学内でOPPOを宣伝するとのことでした。

OPPO Find X Event

OPPO Find X Event

会場には多数のFind Xが並べられ、自由に触ることができるタッチアンドトライスペースも。多くの人が休憩時間や懇親会などに興味深く端末を触っていました。やはりスライド機構のスムーズさに感心する声が多く、また、そのデザインの美しさも多くの人の心を掴んでいたようです。

OPPO Find X

なお、イベント参加者の宇治茶更(うじさ・かえる)さんが、すてきな手描きのイラストレポートを作成してくれました。

OPPO Find X

一見すると奇をてらった端末のようにも思えるFind Xですが、その実、細部まで考え抜かれた結果に誕生した端末でした。OPPOの製品開発にかける想いとともに、そのことがよくわかるイベントとなりました。

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