東欧ウクライナにて、PlayStation 4 Pro(PS4 Pro)を利用した大規模な仮想通貨のマイニング工場が見つかったことが、現地紙のKyiv Postによって報じられています。

工場が見つかったのは、キエフ南西の都市ヴィニーツィア。国家安全保障局(SBU)の報告によると、この工場はエネルギー供給会社Vinnytsiaoblenergoの施設に隣接する倉庫に設置され、PS4 Proやグラフィックボード搭載PCを含む5000台以上のコンピューターが使用されていました。また工場には実際の電力消費と異なるメーターが設置されており、これにより電力の不正使用として摘発された模様です。

なお、マイニング工場の採算には現地の電力価格が大きく影響します。たとえ仮想通貨を発掘しても、電気代がそれを上回っては意味がありません。GlobalPetrolPricesが公開している2020年のデータによれば、ウクライナの事業用電力代金はkWhあたり0.090ドルと、世界でもかなり廉価であるとされています。

なお、Vinnytsiaoblenergoはこのマイニング工場との関わりを完全に否定しています。中国での規制により仮想通貨の価格が暴落したこのタイミングで工場が摘発されたのは偶然なのか、それとも当局への袖の下が支払えなくなったのか…真実の解明を待ちたいものです。

Source: Kyiv Post