PS5

PS5の初期設定では全てのコンテンツがHDR出力されていますが、HDR非対応の古いSDR(Standard Dynamic Range/従来型の映像)コンテンツは正しく表示されないとの調査結果が報告されています。

これはゲーム映像などの検証でおなじみDigital Foundry所属のAlexander Battaglia氏が、Twitter上で説明していることです。PS5では残念ながらオリジナルのSDRコンテンツは正しく表示されず、後方互換タイトル(過去のPS4タイトルだがPS5でも動くもの)では確実に発生するとのことです。

具体的な症状は、黒つぶれが起こったり、ゲームの色やトーンが再現されないなど。それはPS4 ProでSDRゲームを表示してPS5でのSDRと比べるとマイナス方向で違いが分かると述べられています。

同僚のJohn Linneman氏もこれに同意しており、Digital Foundry社がSDRで確認した全てのゲームにつき、他のプラットフォーム(Xbox Series X|S等)よりも黒つぶれの問題があると付け加えています。

Linneman氏はPS5が(SDR映像の)黒の階調を増やすのではなく、黒い色調を潰していることから、RGBのフル/リミテッドの問題だと推測しています。フルレンジとはRGBの階調レベルを0〜255、リミテッドは16〜235の値で扱うことであり、「0〜15」の分はザックリ黒になると示唆している模様です。

SIEのジム・ライアンCEOはPS5の(少なくともPS3以前との)後方互換性に対して否定的でしたが、PS5専用ゲームが乏しい現状では過去のPS4タイトルが売上を支える大きな力となっています。PS4ユーザーがPS5に安心して乗り換えられるよう、ソニーがこの問題を解決することを期待したいところです。

Source:Alexander Battaglia(Twitter)

via:WccfTech