プレイステーション5を所有しているPlayStation Plus(定額制の加入者限定サービス)加入者には、国内では『Bloodborne』や『Fallout 4』など名作タイトル19本が遊べる「PS Plusコレクション」が提供されています。これらをPS5を所持していないPS4ユーザーが遊べるようにした「数千」ものPSNアカウントが、ソニーにより一時停止されたとの噂が報じられています。

PS5を経由してPS4で作成したアカウントにサインインすると、次世代ゲーム機向けの特典がアンロックされます。つまりPS Plusに加入しているPS4ユーザーは、友達のPS5にサインインするだけでゲームコレクション(海外では20本)にアクセスできるわけです。

英ゲーム情報サイトVGCによると、さっそくオークションサイトeBayでは約5ポンド(約700円)でコレクションのロック解除が販売されたとのこと。手口は書かれていませんが、おそらく「PS5所有者がPS4アカウントを連絡してもらい、それを使ってアクセスを代行」といったものと推測されます。すでに20人以上のユーザーに注文を受け、100ポンド超を稼いだ業者もいたと伝えられています。

その後、多くのPS Plusコレクションへのアクセスを販売していたPS5所有者と、それらを購入したPS4ユーザーの両方がPSNアカウントを一時停止されたとのことです。TwitterユーザーのZhihuwongは、これらのアカウントは香港(@PlaystationHK)に集中していると報告しています。

それらアカウント停止は2か月間とされる一方で、この手口に使われたPS5本体はネットワークサービスから永久にブロックされたとの証言もあります。もっとも、VGCによればPSNは詐欺防止のため1日に多数のアカウントでログインした本体をアクセス禁止にする習慣があるため、ソニーがコレクションをロック解除しただけのユーザーを意図して処分したかどうかは不明とのことです。

PS5ユーザー限定特典の同コレクションは、マイクロソフトの定額ゲームサービスXbox Game Passに対抗したとの見方もあります(もっともSIEのジム・ライアンCEOは「(Xbox Game Passのように)サブスクリプションに新作のAAAタイトルを入れるつもりはない」とコメントしていますが)。それ以前に主役となるPS5本体の供給不足が依然として続いている状況を、できるだけ速やかに解消することが望まれそうです。

Source:VGC

Via:MSPowerUser