PS5
Engadget Japan

ソニーの新型ゲーム機PS5は、ローンチ時点では内部SSDスロットはストレージ拡張に非対応であることが発表されています。そのため当面は標準の内部ストレージ容量内で凌ぐことになりますが、新たに「専用ゲームデータを内部SSDから外部ストレージに移動する手段は(記事執筆時点では)存在しない」ことが明らかとなりました。

ゲームハードの分析でおなじみDigital Foundry調べによると、PS5のメインストレージ(内蔵SSD)からPS5専用ゲームのデータを外部にコピーする方法はないとのこと。つまりSSDが満杯になったとき待避する場所はなく、新ゲームをインストールする唯一の方法は「古いゲームを削除すること」だけというわけです。ちなみにPS4ゲームに関しては外部ストレージに移動でき、この制約は当てはまりません。

競合ハードのXbox Series X|Sも専用ゲームは内部ストレージ(Xboxの場合は1TB拡張カード)からのみ実行できる点は共通しています。が、違いはXboxシリーズでは新旧すべてのゲームを外部ストレージにアーカイブできるということ。そこから新世代のゲームを直接実行できませんが、少なくとも再ダウンロードの必要はなく、いつでも外部から内部SSDに書き戻すことはできます。

実際に海外ゲームメディアEurogamerがPS5の内部ストレージ(実際に利用できる容量は667GB)をPS4ゲームで埋めてからPS5ゲームをインストールしようとしたところ、「他のゲームを消してください」と言われるだけで、「コンテンツを消す」以外の選択肢は提示されなかったとのことです。

FullSSD

ゲーム本体は消しても再ダウンロードすれば済む話ですが、問題はPS5専用ゲームのセーブデータ、各ユーザーにとって唯一無二の資産ををどう扱うかです。

PS4のゲームについてはセーブデータをUSB経由で外部バックアップできるものの、PS5ゲームに関してはUSBオプションは消滅。Eurogamerは、PS4のセーブデータが何年にもわたってハッキングされたことから、ソニーがPS5では完全に制御下に置こうとしているとの推測を示唆しています。

ソニーは有料サービスPS Plusにてセーブデータお預かり(オンラインストレージ)を提供していますが、未契約ユーザーは不慮の事態に備えてどうやってバックアップするのか。Nintendo Switchも発売当初は同様の懸念が指摘されていましたが、もっかEurogamerがソニーに問い合わせ中とのこと。続報を待ちたいところです。

【11月10日 11時10分追記】その後ソニー公式にPS5の公式FAQが公開され、「将来的にPS5のタイトルをUSBストレージに保存(プレイはできません)できるよう、検討を進めています」との見解が発表されました。つまり「将来的には」ローカルのUSBストレージにアーカイブし、内蔵SSDに戻して再プレイ可能になるという、Xbox Series X|Sと同様の仕様になるもようです。

Source:Eurogamer