Qualcomm
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米クアルコムがアップルの「M1」チップに対抗しうるPC向けSoCを開発中との噂が報じられています。

アップル独自開発のM1チップもArm版Windows PCに搭載されたクアルコム製のSoC(およびマイクロソフトと共同開発したSQ1やSQ2など)もArmアーキテクチャに基づいていますが、ベンチマーク等で後者に厳しい結果が突きつけられています。クアルコムのクリスティアーノ・アモン社長はM1の高パフォーマンスを「非常に良い兆候だ」と高く評価しつつも、自社が対抗製品に取り組んでいるかどうかには触れませんでした。

しかしドイツのIT情報サイトWinfutureによると、クアルコムは社内コード「Snapdragon SC8280」を開発中とのこと。開発はどの段階かは不明ながら、Snapdragon 8cxおよび8cx Gen2(記事執筆時点ではクアルコム製のPC向け最速チップ)後継製品である模様です。本チップは14インチ画面を搭載したノートPCでテストされており、ダイサイズからSnapdragon 8cxよりも多くのコアを搭載しているかもしれないと示唆されています。

このテストマシンには5GモデムのSnapdragon X55が搭載されているものの、それがチップセットに統合されているのか、または別個に基板に積まれているのかは言及されていません。

さらに報告いわく、テストマシンには2つのバリエーションがあり。1つは8GBの LPDDR5 RAM を搭載し、もう1つは32GBのLPDDR4X RAMをサポートしているとのことです。アップルのM1 Macは現在16GBの統合メモリに制約されているため、純粋に数字だけ見ればSC8280が優位に立つようにも思われます。

とはいえアップルもM1チップの強化版に取り組んでおり、最大32ものコアを備えた次世代版が準備中とも噂されています。よりハイエンド用途を目指すほど、メモリ上限の拡張も予想されるはず。同じArmアーキテクチャのもとアップルとクアルコムが互いに競り合い、チップ性能のさらなる向上に繋がることを期待したいところです。

Source:Winfuture

Via:Wccftech