米クアルコムが任天堂の携帯ゲーム機「Nintendo Switch」風のゲーム機を独自に開発し、2022年初頭にも販売するとの情報が海外にて報じられています。

Android系ニュースに強いニュースサイトのAndroid Policeが実機を見たとして伝えている、今回の情報。そのイメージなどは公開されていませんが、本体左右には「Joy-Con」風の着脱式コントローラーが搭載されているとのこと。また本体はスマートフォンを分厚くしたような形状となっており、排熱性を高めることでより高性能なプロセッサの搭載が可能だとしています。

ゲーム機のSoCには自社のSnapdragonシリーズのプロセッサを搭載。ディスプレイサイズは6.65インチになることが予測されており、また高速充電技術のQuick Chargeに対応した6000mAhバッテリーが採用されます。映像の外部出力(HDMIかUSB Type-Cかは不明)に対応し、SDカードによる内蔵ストレージの拡張も可能です。なお、5G通信機能も搭載されていますが、電話機としては利用できないようです。

OSにはAndroid 12を搭載し、米グーグルのPlay Storeのアプリやサービスが利用できます。またゲームデベロッパーのEpicが運営するEpic Games Storeアプリの搭載も計画されており、さらにクアルコム独自のコンテンツポータルも登場する予定です。

製品はクアルコムが独自に販売し、米キャリアでの取り扱いも予想されています。販売予定時期は2022年の第1四半期(1月〜3月)で、価格は300ドル(約3万3000円)になる予定ですが、これはコントローラー込みなのか、あるいは5G通信対応モデルなのかどうかなどの詳細は不明です。

携帯ゲーム機ではスマートフォンやタブレット用のモバイルプロッサの搭載が一般的で、Nintendo Switchでも米Nvidiaの「Tegra X1」のカスタム版が搭載されています。そんな中、同じくモバイル向けプロセッサを製造するクアルコムがゲーム機製造に参入しても、不思議ではありません。ただしゲーム業界では全く新参となるクアルコムですから、いかに開発者とゲーマーのエコシステムを育てられるかが成否の分かれ目となりそうです。

Source: Android Police