WristMac
AppleInsider

30年以上も昔のスマートウォッチ「WristMac」がオリジナルのパッケージに入ったまま、一度も開封も着用もされていない状態でオークションに出品されます。落札価格は2万5000~5万ドルと予想されています。

このWristMacは1988年に発売され、AppleTalk(旧Mac OSでの通信プロトコル)とシリアルケーブルでMacintoshと接続できるセイコーの腕時計です。かつてスペースシャトル「アトランティス」にはメール送信用にMacintosh Portableが搭載されたことは有名ですが、宇宙飛行士達はそれぞれWristMacを身につけていたことはあまり知られていません。

1991年当時のNew York Timesによると「地球上や宇宙の特定の場所を写真に収める時には、WristMacがアラームを鳴らし、2行の個別の雑用リマインダを表示する」とのことです。つまりApple Watchでのスケジュールやタスク管理を、Macとの組み合わせで行っていたわけです。

このWristMacの未使用・未開封品がComicConnect.comのオークションに出品され、2021年11月22日~12月18日まで入札を受け付けると告知しているしだいです。

ComicConnect社のCEO兼共同設立者のStephen Fishler氏は「ウェアラブルコンピューティング技術の初期の例として、信じられないような発見です」「WristMacは30年以上前に登場して以来、めったに見ることができず、おそらく他のものが出てくるのは何年も先になるでしょう」とレア度が高いことを強調しています。

また「WristMacは非常に希少で、どのくらいの価格で売られるのか予測がつきません」「最近の販売実績は見当たりませんでした」とも続けています。上記の予想落札価格もWristMacが売り買いされた前例がほとんどないため、実際の入札価格は大きくかけ離れることもあり得そうです。

今回出品されるWristMacは、米コネチカット州にあるMac倉庫の閉店セールで50ドル以下で落札されたものです。それを買った人が、オリジナルのパッケージも開けなかったことが幸いしたようです。

一般的にアップル関連の希少品にはオークションで破格の高値が付く傾向があり、先日もアップルの原点といえるApple-Iが約5700万円で落札されたばかりです。今回のオークションでも数万ドルで落札されたなら、未開封・未使用品が続々と出品されるのかもしれません。

Source:ComicConnect.com

via:AppleInsider