日本に上陸するシャオミの低価格スマホ「Redmi 9S」、派生モデル5機種を比較(山根博士)

細かくスペックを変えたモデルが海外で販売中

山根博士 (Yasuhiro Yamane)
山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2020年06月1日, 午後 02:00 in smartphone
0シェア
FacebookTwitter

RM95

シャオミの低価格ブランドである「Redmi」シリーズが日本でも発売になります。日本で発売する「Redmi Note 9S」は6.57インチディスプレイに4800万画素カメラを搭載、クワッドカメラで低価格なスマートフォンは日本市場でも一定の人気を得られそうです。なおRedmiシリーズは新興国を中心に展開していましたが、今ではヨーロッパでも複数モデルが販売中です。

なお日本と類似のキャリアビジネスの国、韓国でもRedmi Note 9Sは発売されたばかりで、4GB+64GBモデルが26万4000ウォン(約2万3000円)、6GB+128GBモデルが29万2000ウォン(約2万6000円)です。

RM95

Redmi Note 9Sは今年の夏商戦向けモデルとして出てきましたが、「9S」というモデル名であるからには、Sのないオリジナル・ベースモデルと言える「Redmi 9」が存在します。Redmi 9SはそのRedmi 9の派生モデルとなりますが、基本スペックはかなり異なります。

Redmi Note 9は6.53インチ2340x1080ピクセルディスプレイ、SoCがHelio G85、カメラは4800(超広角)+800(広角)+200(マクロ)+200(深度測定)万画素、フロント1300万画素。指紋認証センサーは背面のクワッドカメラの下に位置します。

Redmi Note 9Sは6.67インチ2400x1080ピクセルディスプレイを搭載し指紋認証センサーは本体横に配置、本体は若干大型化しています。SoCはSnapdragon 720G、カメラはマクロが500万画素に高まり、フロントカメラも1600万画素となりパンチホールの位置は中央になりました。両者を比べるとカメラ部分のイメージが異なり、大きな円の指紋認証センサーのあるRedmi Not 9(左)とフラッシュライトが配置されるRedmi Note 9Sの違いが判ります。

RM95

Redmi 9の上位モデルとしては、先に「Redmi Note 9 Pro」が発売されています。基本スペックはRedmi Note 9Sと同じ。つまりRedmi Note 9SはRedmi Note 9 Proの派生版、という存在なわけです。

Redmi Note 9 ProはRedmi Note 9Sの4800万画素カメラが6400万画素になっています。また本体背面デザインはグリーンだけがカメラ周りのデザインが異なっています。下の写真はどちらもRedmi Note 9 Proです。

RM95

Redmi Note 9 Proにはさらに派生モデルがあります。「Redmi Note 9 Pro Max」は、名前からするとディスプレイが大型化されたように思えますが、変わっているのはカメラ部分。フロントカメラが3200万画素と解像度を高めています。主にインドで発売されているようで、外観は変わりませんが本体サイズは縦方向が0.25ミリだけ短くなっています。

話がややこしいのはインドで出ているRedmi Note 9は超広角カメラが4800万画素。つまりRedmi Note 9Sと同じです。つまりインドでは、Redmi Note 9 Pro Maxは「メインカメラを6400万画素、フロントカメラを3200万画素にしたモデル」という上位モデルになるわけです。

RM95

このようにややこしいRedmi Note 9シリーズ。Redmi Note 9だけサイズが異なるので別モデルとして分けると、他の4モデルは基本スペックは同じで、以下のような差があります。

・Redmi Note 9 Pro:6400万画素カメラ(フロント1600万画素)

・Redmi Note 9 Proインド版:4800万画素カメラ(フロント1600万画素)

・Redmi Note 9S:4800万画素カメラ(フロント1600万画素)

・Redmi Note 9 Pro Max:6400万画素カメラ(フロント3200万画素)

このように3つのハードウェア、4モデルに分けて市場に投入するのも、価格に敏感な層向けに細かいバリエーションを増やすことで選択肢を提供しようという考えなのでしょう。「あと2000円安ければ買うのに」「あと3000円出してよりいいカメラが欲しい」そんな消費者の思いを複数モデルでカバーするわけです。

日本市場はハイエンド志向が強いのでRedmi Note 9 Proを投入してほしい気もしますが、価格を重視し知名度アップを図ろうとしているのでしょう。同時に発売される「Mi Note 10 Lite」と共に日本市場を面白くしてくれる製品になりそうです。

 
 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: smartphone, xiaomi, Android, news, gear
0シェア
FacebookTwitter