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Prinker Korea(プリンカーコリア)は3月18日、ハンディープリンター「Prinker S」の日本販売を開始しました。価格は「Prinker S」本体 + ブラックインクセットが3万9990円(税込)、「Prinker S」本体+ ブラック&カラーインクセットが5万5990円(税込)です。

Prinker S(Amazon)

筆者はタトゥー結構好きでよくSNSでタトゥーデザイン見たりするんですが、いざ自分に入れてみよう!となると踏み切れないのが現実。筆者は接客業をしている関係で入れる予定はありません。

これと同じような状況の方って結構いらっしゃるのでは?仕事の時など、TPO的に厳しい場面はかなりありますよね。

さてそんな今回はタトゥープリンターを紹介していきます。そう、本物のタトゥーではなくインクで描くだけ、というもの。水と石鹸で落とせるし、寿命も1日程度。超手軽なヘナタトゥーといったところでしょうか。これは需要多そう。

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本体・インクカートリッジ・プライマーが付属。プライマーというのはタトゥーをプリントするときの化粧下地とのこと。これをプリント前に肌に塗布することでインクのノリなども良くなります。何回か試していくなかでプライマーを塗布し忘れることもあったんですが、これが本当になかなか違うもので。塗布しないとインクのブレなどが気になる結果になりますので必ず使いましょう。

インクジェットでプリントするんですが、インク原料は化粧品と同じ成分なので試用中に肌荒れすることはありませんでした。プリント解像度は1000dpiです。

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高さはだいたいたばこの箱くらい

本体サイズは約146mm×57mm×89mm(幅×奥行き×高さ)。重量も331gとかなり軽いです。テーブルだったりドレッサーの隅にポンと置いておけるコンパクトさ。

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本体下部は充電ドックになっていいます。底面にはゴム足も付いてるし、マグネットもしっかりしてました。充電タイプはUSB Type-C。バッテリー駆動時間は4~5時間程度、待機時間が10時間程度。

黒くてわかりにくいかもですが、本体にローラーが付いていてそこを転がすとプリントできます。

そして気になるタトゥーデザインどうするの?問題ですが、専用のアプリに予めデザインが用意されています。もちろん自作もでき、プラットフォームにアップロード可能。無料プランでは月20枚までとアップロード数に制限があります。20枚って結構太っ腹だと思うので個人的には無料プランでじゅうぶんかなといったところ。

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アプリ内に用意されているデザインのバリエーションは豊富。モノトーンでシックなイラスト、点描っぽいイラスト、幾何学模様などもありましたね。その他にもフリー素材みたいな、少しチープなものもあったり....とデザインを選んでいたら時間があっという間に過ぎました。

不満だったのは本体とアプリのBluetooth接続が弱いこと。すぐに切断されたり、連続でデザイン読み込みに失敗したりとストレスがありました。

機能的なインプレはここまでにして実際に使用していきましょう。

使い方は簡単なんですよ。アプリでデザイン選んで、プライマー塗布して、転がす。これだけ。

綺麗にプリントするにはコツが必要です。力を入れすぎるとインクが滲んでしまったり、デザインがブレてしまったりするので、肌に食い込まない程度に滑らせるのが良いですね。本当に肌に乗っているだけ、くらいの力加減で転がすとうまくいきます。

狙った位置にプリントするのも慣れが必要でした。複数個プリントももちろん出来ますが他のデザインに被らないようにちゃんと位置を見定めましょう。血管や骨でゴツゴツしているところへのプリントは結構ブレが生じるのであまり向いていません。

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▲ためしに額に。ゴツゴツしているためこんな風にブレブレのプリントになりますね(10回くらい挑戦しました....)
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▲細部までプリントが行き届いています。

発色はかなりいい感じ。黒以外の色もパキッと出力される印象でした。黒以外はたしかに寿命1日程度かなと。逆に黒は石鹸で洗わない限りは2日半程度残りました。防水かつ速乾なのでプリントして2分ほど放置すれば水だけでは落ちないほどです。

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▲シュールな犬。ちょっとでも気を抜くと色がずれちゃったりします。
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▲ラインアートのプリントは得意なよう。紫と赤のグラデーションも綺麗。
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▲恐竜、飼い始めました

自分でテキストを挿入してプリントも可能。フォントも約50種類と満足なボリュームですが、感じはだいたいゴシック体になってしまいますし、英語でもフォントの精度は粗い印象。

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▲上は8ビットっぽいフォントを選択したはずなんですが.....うーん....?
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▲発色は良好。

一式のインクカートリッジで約1000回のプリントが可能。やり直しもできるのでお気に入りの箇所を追求できますね。いずれ本物のタトゥーを入れたいと考えている方ならラフ代わりに使ってもいいかもです。

休日1日だけでもタトゥーを入れてみたい!という場合はもちろん、パーティでお子さんにいつもと違うオシャレをしてほしい!なんてシチュエーションでも活躍してくれそうな製品でした。

まだまだ、タトゥーに寛容は場合は少ないのでこういった製品で憧れを叶えたいものですね。

Prinker S(Amazon)