Rocket Lab, YouTube
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Rocket Labが15日土曜日に実施したElectronロケットの20回目の打ち上げは、2段目ブースターの点火直後に異常が発生し、失敗に終わりました。報告によるとまだ原因は調査中とのことですが、映像からは何らかの故障のために2段目ブースターが停止した可能性が考えられます。この失敗によって、ペイロードとして搭載していたBlackSky社の地球観測衛星が失われてしまいました。

Electronロケットの打ち上げ失敗は、この1年間で2度目。Rocket Labのピーター・ベックCEOはBlackSky社に失敗を詫びるとともに原因を調査し把握することを約束、可能な限り早く「安全に発射台に戻る」ことを計画すると述べています。

Rocket Labはロケットを複数並行して建造しているため、今回の失敗の原因特定と対策をすべてに施すなら、これ以降の打ち上げ予定を遅らせる必要が出てくるかもしれません。とはいえ、2020年7月の失敗では、飛行再開には数週間しかかかりませんでした。

宇宙ロケットのスタートアップ企業は、その技術レベルに関わらず、開発の初期段階で問題に直面する傾向があります。たとえばSpaceX社は、Falcon 9ロケットを回収し再利用するのを阻む問題を解消するのに何年もかかりました。Starshipプロトタイプも、何か月にもわたって繰り返し試験打上げを失敗しており、高高度上昇試験で無事に垂直着陸を成功させたのはつい先日のことです。ロケットラボがこの問題を過去のものとするには、さらなる改良が必要になるかもしれません。

source:Rocket Lab