FreeFortnite
Greg Miller

Epic Gamesとアップルの紛争が続くなか、Epicがサムスンと提携してネットのインフルエンサーに「Free Fortnite(フォートナイト)」と題されたギフトパッケージを贈っていることが明らかとなりました。

Kinda Funny(ビデオゲームカルチャーの動画やPodcastを制作する会社)の創設者グレッグ・ミラー氏は、Twitterにて贈られてきたパッケージの写真をシェアしています。そこには「Free Fortnite」のロゴ入りジャケットとサムスンのGalaxy Tab S7のほか、次のようなメモが入っていました。

フォートナイトがSamsung Galaxy Storeの2020年のゲーム・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。これを記念して、サムスンと提携し、#freefortniteギアの特別ボックスをお送りします。

フォートナイトは現在App StoreやGoogle Playでは配信されていないかもしれませんが、Galaxy StoreのEpic Gamesアプリから最新アップデートを入手できます。拡散してください、#freefortnite。

この贈り物が不穏なのは、まさに「"Free Fortnite"」がEpicとアップルの争いを象徴するキーワードだからです。

ことの始まりはEpicがフォートナイトにてApp Storeでのアプリ内購入を回避する仕組み(Epicへの直接支払い)を導入し、それをアップルがガイドライン違反としてApp Storeからフォートナイトを削除したこと。Epicはすぐさま訴訟で反撃し、「#freefortnite」と題した特設ページを立ち上げて反アップル運動を逐一報告しています。

その後アップルは「直接支払いを削除したら」フォートナイト復帰を歓迎すると声明を出したり損害賠償請求で反撃したりとEpic側の主張に歩み寄る姿勢を全く示していません。かたやEpicもApp Storeのルール改善を求める「アプリ公平連合」を結成し、アップルの中小アプリ開発者に限ったApp Store手数料割引を批判するなど、両社は煽り合いを続けて平行線をたどっています。

アップルとEpicの訴訟は一休止しており、次回の審理は2021年7月に開かれる見通しです。それまでにApp Storeにフォートナイトが復帰してiPhoneで遊べる可能性は低そうですが、クラウドゲームサービスGeForce NowによりSafariブラウザ経由でプレイする道は残されています。

Source:Greg Miller(Twitter)

Via:MacRumors