今年に入り中国シャオミも製品を投入するなど、静かな盛り上がりをみせている「折りたたみスマートフォン」。そんな中、業界をリードする韓国サムスンは「折りたたみスマートフォンを製品ラインナップの主流にする」との目標を明かしました。

7月29日に公開された第2四半期決算文章の中で伝えられた、今回の目標。サムスンは折りたたみスマートフォンを主流製品とすることで「プレミアムセグメントにおけるリーダーシップを確固たるものにする」との戦略を述べています。

サムスンは2019年に大手メーカーとして初めての折りたたみスマートフォン「Galaxy Fold」を発売したのを皮切りに、次々と新製品を投入。現在は横折りタイプの大画面なGalaxy Z Foldシリーズと、縦折りタイプのコンパクトな「Galaxy Z Flipシリーズ」の2ラインナップを展開しています。さらに折りたたみスマートフォン用の折れ曲がる超薄型ガラス(UTG)の他社販売を表明するなど、業界でも確固たる地位を築こうとしています。

また業界のトレンドとして、今後折りたたみデバイスは三つ折り、あるいはタブレットタイプへと進化することが予想されています。サムスンはすでに三つ折りディスプレイのデモを展示しており、また噂ベースではありますが2022年には三つ折りスマートフォン「Galaxy Z Fold Tab(仮称)」を投入すると予測されているのです。

数年前までのスマートフォン市場は、どの製品も見た目やスペックがあまり変わらないという「コモデティ化」が指摘されていました。しかし折りたたみスマートフォンの登場で、自由度の高い独創的な製品が再び登場しようとしています。ガラケー世代の著者は「またパカパカケータイの時代か…」と思わなくもありませんが、サムスンの今後のチャレンジに注目したいものです。

Source: Samsung