Samsung ISOCELL 2.0

韓国サムスンは4日、イメージセンサー技術「ISOCELL 2.0」の詳細を解説しています。

ISOCELL 2.0は、2020年発表のイメージセンサーに搭載している技術。ピクセル間のバリア(壁構造)素材を改良することによって、光感度の向上を図っています。

光感度の向上とは、カラーフィルターが光を受け取り、光子をフォトダイオードに伝えるまでの光学的なロスを軽減すること。サムスンの初代ISOCELL技術では、バリアとして採用している金属が入射光の一部を吸収することで、光学的なロスが発生していました。

この問題を解決すべく、ISOCELL 2.0第一世代のイメージセンサー「ISOCELL Plus」では、セル間の壁構造を最適化された素材に変更。しかしこの素材にも金属が含まれているため、依然として光学的な損失が生じていました。そして今回解説している第二世代のISOCELL 2.0では、バリアをより反射性の高い素材に置き換えることで、各画素の光学的損失をより抑えることに成功したといいます。

サムスンによれば、第二世代のISOCELL 2.0によって、イメージセンサーの光感度が飛躍的に向上し、ノイズを抑えた、より鮮明な画像が得られるとしています。また、この素材であれば、センサーのピクセルが小型化する際にも、その色再現性に影響を与えないとしています。

第二世代ISOCELL 2.0を採用したイメージセンサーは、すでに中国VIVOのスマートフォン「S9」の前面カメラに採用されています。また今後は、Galaxyシリーズなど自社製スマートフォンにもこの技術を利用したイメージセンサーが搭載されることでしょう。

Source: Samsung