Exynos
Samsung

サムスンが開発中と伝えられる次期ハイエンドSoCは、アップルのA14 Bionicの持つパフォーマンスを目標として開発中であり、実際に初期のベンチマーク結果がA14を上回ったとの噂が伝えられています。

サムスンの現行ハイエンドSoCであるExynos 2100(Galaxy S21/S21+の一部に搭載)は前モデルのExynos 990よりも大幅に改善されているとはいえ、純粋なパフォーマンスという点では、今なおA14がリードを続けています。


この噂の震源地は、韓国のコミュニティサイトClien。その初報によれば、サムスンはAMDと協力して次期ハイエンドSoCを開発中とのこと。Exynoso 2100はCPU性能ではクアルコムのSnapdragon 888と同等ではあるものの、一方でGPU性能は、負荷が掛かった際にパフォーマンスが低下することが明らかとなっています。

そこでサムスンがGPUの最適化につきAMDの専門知識を必要としている、と推測されています。


また、開発中のチップでGFXBenchベンチマークを取ったところ、以下の結果が出たと述べられています(比較のためA14のベンチマークも追加)。

ベンチマークテスト

次期Exynos SoC(製品名未定)

A14 Bionic

Manhattan 3.1

181.8FPS

120FPS

Aztec Normal

138.25FPS

79.8FPS

Aztec High School

58FPS

30.5FPS

ただしこの結果は、「消費電力にはパフォーマンス上の問題があり」とのコメントもあり、現状のベンチマークは実用的な消費電力を前提にせずに行っている点が示唆されています。そのチューニングは難航しているとのことで、実際に製品版でこれほどの性能を発揮できるかどうかは今なお未知数の模様です。


ほぼ時を同じくして、サムスンのインサイダー情報に詳しい有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)Ice universe氏も「次期Exynos 2xxxや1xxxプロセッサにはAMDと協力したGPUが搭載されて2021年第3四半期にリリースされる。サムスンは新プロセッサのリリースタイムを変えるかもしれない」とつぶやいています。


もしもIce universe氏の予想が本当であれば、2022年を待つまでもなく、2021年秋に新たなサムスン製フラッグシップスマートフォンが登場し、同時期に出るであろうiPhone 13(仮)と高性能のつばぜり合いを繰り広げるのかもしれません。

Source:Clien

via:MSPoweruser,Wccftech