韓国サムスンは2021年7月〜9月期決算を発表し、増収増益と世界的なチップ不足にも影響されない力強いビジネス展開をアピールしています。

決算報告によれば、サムスンの2021年第3四半期の売上は73兆9800億ウォン(約7兆2000億円)で前年同期から10%増、営業利益は15兆82000億ウォン(約1兆5000億円)で26%増となりました。

個々の事業に目を向けると、半導体部門は26兆4000億ウォン(約2兆6000億円)の売上で、とくにサーバー向けのDRAMビジネスが好調でした。スマートフォンなどのモバイル事業も28兆4200億ウォン(約2兆8000億円)と伸びています。ディスプレイ事業は中小型の有機ELディスプレイの需要増で、8兆8600億ウォン(約8600億円)の売上を記録しました。

最近のテクノロジー業界はチップ不足というネガティブな要素と、リモートワークやリモート学習による個人向けデバイスの需要増という、相反する要素が存在します。サムスンの好調な決算は同社のプロダクトがより消費者に向けられたものであり、またその魅力を正しく伝えられた結果ともいえます。

サムスンは第4四半期から来年にかけても、楽観的な見通しを伝えています。折りたたみスマートフォンからQLED方式(量子ドットディスプレイ)の8Kテレビ、2億画素のスマートフォン向けイメージセンサーなど先進の技術を次々と投入する、同社の次の一手に注目です。

Source: Samsung