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セコムは、「セコム・ホームセキュリティ」とApple Watchを連携させた「セキュリティのUX(ユーザーエクスペリエンス=使用体験)向上」および、活動量や心拍数などを利用した「みまもり情報の活用」のサービス2つを開始すると発表しました。

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「セキュリティのUX向上」では、外出・帰宅等の際にApple Watchアプリから通知を行い、Apple Watch上でセコム・ホームセキュリティの警戒・解除などの操作ができるようになります。将来的には、スマートロックと連動して家に着いたら自動で解錠、セキュリティモードを在宅モードに移行するといったことが行えるよう開発を進めるとしています。

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また、「みまもり情報の活用」では、Apple Watchで取得した歩数、消費カロリー、運動した時間、心拍数などのデータに加え、「セコム・ホームセキュリティ」が検知したご自宅内での生活リズムや活動量のデータを「セコムみまもりクラウド」に蓄積し、分析・可視化。離れて暮らす両親の健康状態などをより詳細に見守ることができるといいます。

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セキュリティUXの向上アプリは2021年9月から、みまもり情報の共有アプリは11月〜12月ごろの提供を予定しているとのこと。

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今回のサービスは、セコムのオープンイノベーションプロジェクト「SECOM DESIGN FACTORY」から誕生しました。社会情勢の変化や技術革新など、めまぐるしく変わっていく状況のなか、自社のみで対応する機器やサービスを開発し続けることが困難になってきており、今回、センサーやIoTデバイスなど必要な技術やデバイスを持つパートナーと協力し、クラウド上に集約して分析、可視化するクラウド基盤「あんしんプラットフォーム」を開発したといいます。今回の新サービスはその第1歩というわけです。

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例えば、「安否みまもりサービス」では、将来的にミリ波センサーやマイクロ波センサーなどで住人の動きを捉えたり、就寝中の脈拍や呼吸のデータを取得することで突然の呼吸停止などを検知したりする技術の導入を検討しています。これにより、転倒してかけつけが必要な状態かどうか判別するサービスを今後提供できるとしています。

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Apple Watchは単体で多くのヘルスケア項目が取得できるため、今後はそれを元に価値検証を行い、どのようなサービスが提供できるのかを詰めていくとのこと。

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充電や着脱の問題も、置くだけで充電でき、Apple Watch向けバンド「ソロループ」ならば容易に着脱ができることから、高齢者の利用に耐えられるのではと期待が持たれます。

なお、高齢者向けだけでなく、若い世代向けにも、健康管理などの追加開発も予定しているそうです。

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今回の発表で興味深かったのは、防犯のためのセンサーがスマートホームのための各種センサーと同等の機能を持つということ。つまり、ホームセキュリティ用のデバイスを導入することで、すでにスマートホーム化されていたというわけです。

追加のセンサーやスマートロックなどのデバイスを追加することでスマートホームが実現する未来の住宅を体験できそうだとわかり、興味を惹かれました。個人的にもスマートホームデバイスはいくつか導入していますが、やはり難しいのはデバイスで得られた情報をどう活用するのかというプラットフォームの設計、構築。ホームセキュリティという分野で多くのセンサーデータを取り扱ってきたセコム(プラットフォーム事業者)ならではの新サービスと言えるでしょう。


Source:セコム


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