Aaron Souppouris/Engadget
Aaron Souppouris/Engadget

発売から1年が過ぎてもなお、なかなか購入希望者に行き渡らないPS5やXbox Series X|Sですが、メーカーやeSports大会主催者の手もとにも、必要な台数が揃ってはいないようです。開催中の『Halo Infinite』の競技会HCS Kickoff Major Raleigh 2021では、トーナメント参加者全員に市販のXbox Series Xを用意することができず、一部はモディファイされた開発者キット版のXboxを使わざるを得ない状況になっています。

現在開催中のHalo Championship Seriesの新シーズン開幕戦HCS Kickoff Major Raleigh 2021に関し、『Halo』シリーズを開発する343 IndustriesのTahir Hasandjekic氏は、一部のプレイヤーは市販モードで動作するXbox開発キットを使わなければならないとツイート、「世界的な供給不足がここにも影響している」と説明しています。

Hasandjekic氏いわく、開発者キットは市販バージョンとは外観を除いて「機能的に同一」で、もちろんこれを使ったプレイヤーが別段アドバンテージを得たり、ハンデを負うことはありません。ただこれは、発売から1年を過ぎてもなお大会開催者が必要な台数の新型Xboxを揃えられないほどに、半導体不足に起因する製品不足が深刻化していることを思い知らされるできごとと言えるでしょう。

はなから新型ゲーム機の供給が少ないことに加えて、俗に言う転売ヤーの横行は海外でも酷く、オンラインで販売されるわずかな数のコンソールも、ボットが軒並み掻っ攫っていく状況にあります。こうした問題が、一般による次世代ゲーム機の入手をさらに困難にしています。IGNは、次世代機向けゲーム『DEATHLOOP(デスループ)』の主役担当声優がゲームをプレイするためにPS5を購入しようとしたものの叶わず、パブリッシャーのベセスダソフトワークスの手助けを必要としたエピソードを報じていました

ゲーム機を生産するマイクロソフトやソニーですらも、必ずしも特権的にコンソールを確保できるわけではない状況にあるようですが、さすがにマイクロソフトが看板タイトルのひとつである『Halo Infinite』の大会にマシンを用意できないというのはメンツ的にも問題があるため、シリーズ次戦では意地でも必要数を揃えてくるのではとの予想もされています。

Source:Kotaku