Siri Remote
Apple

新型Apple TVと同時に発表されたリモコンSiri Remote(第2世代)には、忘れ物トラッカーAirTagのようにU1チップが内蔵されていないことは公式に確認が取れています。つまりiPhoneなどの「探す」アプリでどこにあるか探すことはできないと見られています。

しかしiOS 14.5のSiriに「私のSiri Remoteを探して」などを尋ねると「お使いのiCloudアカウントにリンクされているSiri Remoteはありません」と回答され、何らかの形で「探す」対応になる可能性が明らかとなりました。

Siri Remote

この反応が興味深いのは、「探す」でサポートされてないApple Pencilなどを探そうとすると「この種のアクセサリーは「探す」では使用できません」という類の回答が返ってくるからです。つまりSiriあるいは「探す」がSiri Remoteを対象に含めている見込みが強まったわけです。その一方で、先日のイベントでSiri Remoteが発表された際、ユーザーが見つけられるよう「ブザー」を鳴らすといった紹介は一切ありませんでした。

正式発表前には、新型リモコンは「探す」と統合され、おそらくU1チップを埋め込まれてAirTagと同じような機能を持つと予想されていました。特にBloombergなどはリモコンが紛失しやすいことを強調して、U1チップ内蔵を示唆していたほどです。が、現実にはアップルの正式発表はなく、Siri Remoteの技術仕様ページにもそうした機能は記載されていません。

とはいえ、アクセサリーの「探す」対応はいろいろなレベルがあります。AirPodsもは「探す」の対象とはいえ最終的に位置情報の確認が取れた(オンラインのiPhoneやiPadなどに接続していた)場所が確認できる程度で、AirTagのように「探す」ネットワークと通信できるわけではありません。Siri Remoteリモコンも同じく、Apple TVと最後に接続したときの場所を表示、あるいは音を鳴らすに留まることもあり得そうです。

また本機能を報告した米9to5Macによれば、iOS 14.4以前ではこうした動作はなかったとのこと。つまりiOS 14.5にて新たに追加されたことは確かだと思われます。アップルが何らかのサプライズを用意しているのかもしれませんし、ないしは、開発はしていたものの現世代のリモコンには採用できず、その名残がSiriに確認できただけの可能性もあります。

ちなみにSiriは先日の4月20日イベントも的中させており、「最も精度の高いリーカー」とも呼ばれています。

家電製品のなかでもテレビのリモコンはとりわけ見失いやすく、「探す」アプリに対応してもらえると有り難いはず。いずれサムスンなどのテレビにも、AirTagやGalaxy SmartTag+のようなUWB(超広帯域無線)チップが内蔵されるのかもしれません。

Source:9to5Mac