アップルが画面スライド式iPhoneを検討中?新たな特許出願

柔軟なディスプレイを丸めて収納

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年10月16日, 午後 02:30 in Apple
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Slide_iPhone
Apple/USPTO

これまでアップルは折りたたみディスプレイなど「iPhoneのサイズをそのままに、広い画面を使える」方向性の特許を、複数出願しています。そこに新たにスライド式iPhone、すなわち「必要に応じて本体から丸めたディスプレイを引っ張り出す」ことを検討している可能性が明らかとなりました。

同社は以前も巻物のように丸められるディスプレイに関する特許を出願しており、また主要サプライヤーの1つであるLGエレクトロニクスが「巻けるテレビ」を商品化していることもあり、技術的にはさほど不思議ではありません。

新たに公開されたアップルの特許出願「拡張可能なディスプレイをスライドさせる電子機器」は、柔軟な画面をどのように収納するかを示すもので、デバイス本体からそれを引き出して表示領域を広げられるかっこうです。

本特許で主眼となるのは、十分な情報量を表示できるディスプレイ面積を確保するために、電子機器のサイズを大きくするには限界があるということ。それに対する解決策は、ディスプレイを本体内に収納し、それを「互いに相対的にスライドさせる」(画面をつかんで引き出す)というわけです。これに「有機ELなど柔軟性のあるディスプレイ」を用いる具体的な方法に言及されており、画面は「一重か二重に巻き取られる可能性がある」とも述べられています。

特許に添付された図面の一部は剛性の高い(巻き取りできない)画面の出し入れもあるものの、ほとんどの図面では「柔軟性あるディスプレイの拡張部分が本体内部に格納される可能性がある」と示すローラー型のメカニズムが描かれています。

Slide_iPhone

さらに特許文書では、こうしたスライド式ディスプレイ周辺回路の様々な可能性や、どのようなセンサーを使用できるかが詳細に記述。アップル社内の研究がかなり現実味を帯びていることがうかがえます。

アップルのようなハイテク大手企業は毎週のように特許を出願ないし取得しており、そのうち実際に製品化や実現にこぎ着けるものはごく一部に過ぎません。とはいえ、アップルが何らかの形で折りたたみ(ないし巻物)iPhoneを投入すれば、広い意味でのフォルダブルスマートフォン市場は一気に拡大しそうです。

Source:USPTO

Via:AppleInsider


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