smart curtain

最近は、照明やエアコン、家電製品をスマホで制御したり、外出先から操作するといった、スマートホーム化をする人が増えてきているでしょう。筆者も事務所を借りたときに、セキュリティのためにカメラや扉の開け締めの感知、赤外線センサーなどを制御するユニットを一式購入。併せて照明やエアコンなど赤外線で制御できる機器も導入して、プチスマートホーム化して仕事をしています。

そんななかで、スマート化したかったのがカーテンの開閉です。事務所は8畳ほどの広さのため、撮影用のセットを窓際に組んでいるため、カーテンの開閉が非常にしづらかったのです。電動カーテンが実現できれば……と考えていたところに目に飛び込んできたのが、+Styleオリジナルの「スマートカーテン」(1万3800円)です。

特に工事の必要なく、いまあるカーテンレールに装着して利用できる本製品。実際に使ってみたらお手軽でかなり便利な製品でした。

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既存のカーテンレールへ装着してスマホでコントロール

まず本製品のセット内容は、カーテンレールに装着する本体とWi-Fi接続ユニット。そして3種類のカーテンレールの形状に合わせたランナーが入っています。対応するレールは、角型レール(C型)、装飾レール(O型)、手曲げ用レール(I型)で、ほぼ家庭で使われるようなカーテレールに対応しています。

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▲「スマートカーテン」のセット内容。乾電池同梱は、最近では珍しい

本体をカーテンレールへ装着するには、まず裏蓋を外して付属の単3形乾電池3本をセットします。この3本で1日1回開閉すると、だいたい8ヶ月程度もつようです。

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▲本体のカバーを外します
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▲裏面のカバーを外して乾電池をセット

あとは、カーテンレールへ装着するためのランナーを選んで、本体にはめ込みつつレールへ装着していきます。このとき、レールに当たるタイヤを押し込んでおきます。本体をカーテンレールにぶら下げたら、本体中央にあるロック解除ボタンを押し上げて、タイヤがレールに押し付けられるようにします。押し付けが甘かったりキツければ、ランナーの装着位置を調整します。

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▲上部にあるタイヤがロックされれている状態。手で押し込んでおきます
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▲タイヤのロックが解除された状態
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▲ランナーは、カーテンレールにあったものを選んで装着します
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▲O型を使用した場合。ランナーはカーテンレール装着時にはめ込みます
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▲あとはカバーを付け、カーテンの端をかぶせるようにセットすればOK

当初は先述のとおり事務所のカーテンを自動化しようと思っていたのですが、カーテンレールの施工不良で装着できず、自宅の寝室で試すことにしています。カーテンが両開きの場合は、別途「カーテンユニット」(1万800円)が必要で、2つ合わせるとそれなりな金額になってしまいます。今回はこの2つを使って試しています。

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▲両開きのときは、もう1つ必要になります

Wi-Fi接続ユニット利用でいつでもどこからでも

続いて、Wi-Fi接続ユニットをセットします。USBケーブルによる給電が必要ですが、ACアダプターは用意されていないため、別途電源を供給する手段を考えなければなりません。

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▲Wi-Fi接続ユニットはUSBケーブルは付属しているものの、電源がないので別途必要です

実は、本体との通信はBluetoothで行っていて、Wi-Fi接続ユニットを使用しなくてもスマホのアプリ「+Style」で操作はできますが、いつでもどこからでも操作したりAmazon AlexaやGoogleアシスタントといったスマートスピーカーとの接続はできません。なので、Wi-Fi接続ユニットの利用は必須と言ってもいいでしょう。

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▲「+Style」アプリの画面。最初にデバイスを登録する

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▲Wi-Fi接続ユニットを使わずに登録をタップすると自動的に認識されました。スマホのBluetoothがオンになっている必要があります

アプリをインストールしたらセットアップです。+Styleへのユーザー登録後、まずWi-Fi接続ユニットを登録します。このとき注意が必要なのが、SSIDをスマホで接続しているWi-Fi情報を利用するため、あらかじめ2.4GHz帯のSSIDにしておきます。

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▲まずWi-Fi接続ユニットを登録します。電源が入っていれば認識されます
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▲利用しているWi-Fiの設定を行います。2.4GHz帯のみの対応のため、5GHz帯のみのSSIDの場合は、あらかじめスマホのWi-Fi設定を変えておきましょう

Wi-Fi設定がすんだら、しばらくしてセットアップ完了です。

次に、Wi-Fi接続ユニットにスマートカーテンを登録します。本体にあるボタンを長押しし、左側用、右側用1つずつ登録していきます。

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▲Wi-Fi接続ユニットの登録が完了したら、ユニット経由でデバイスを登録します

登録後、それぞれタップすると動作の初期設定を行います。カーテンを全開にした状態でスタートし、閉じたときの停止位置でストップをタップ。このとき、結構ラグがあるので早めにタップしましょう。続いて、カーテンを開くので全開したらストップをタップします。あとは完了をタップすれば利用できます。わかりやすいように、それぞれ名称を変えたほうがいいでしょう。

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▲登録されたデバイスをタップすると、最初に初期設定を行ないます。カーテンを開いた状態でスタートし、閉じた状態と開いた状態を登録します
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▲初期設定が完了すれば、スマホでコントロールできます。開いた状態が100%、閉じた状態が0%となります

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▲右上の編集アイコンをタップして、デバイスの名称を変えておくと、カーテンの場所、左右どちらかがわかりやすくなります

カーテンの操作は、スマホからの開閉はもちろん、スケジュールやタイマーなどによる自動開閉もできます。Amazon AlexaやGoogleアシスタント、Siriのショートカットにも対応しており、「カーテンを閉めて」などといえば、閉めてくれることもできます。

両開きの場合は、同時に開閉動作させるために、アプリで「スマートモード」の「シーン」で条件と動作を設定する必要があります。ただ、Siriのショートカットは、「+Styleアプリ」で設定した「シーン」を指定できますが、Amazon Alexaで利用するときは、デバイスとして認識するため、改めて「Alexa」アプリで「定型アクション」として動作条件などを設定する必要があります。

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▲両開きの場合は、同時に動作させるために「スマートモード」の「シーン」としてタスクを登録します
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▲カーテンを開く、閉じるを両方登録すれば、簡単に操作できるようになります

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▲「Alexa」アプリで「+Style」スキルを登録すれば、+Styleに登録されたデバイスをコントロールできるようになります
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▲あとは、定型アクションで動作を登録します。「カーテンを開いて」などとAlexaで音声動作するときの言葉も登録しておくと「Alexa、カーテン開いて」と話しかければ、動作します
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▲Siriのショートカット登録すれば、Siriでも制御できます

日の出、日の入りに合わせて自動開閉もできる

動作設定で面白いのが、日の出とか日の入り時刻が指定できること。プロフィールで、利用している住所を登録しておくと、その地域の天気や温度・湿度のほか、日の出・日没時間の報を自動的に引っ張ってきてくれるので、それをもとにスケジュール設定できるわけです。

なので、たとえば日の出時刻から30分後にカーテンを開けて、照明を消して、音楽をかける、なんてことも簡単にできます。また、気温や湿度、天気、風速でも条件設定ができるので、たとえば気温が高くなったらカーテンを閉めるということもできます。もちろん、センサーなどを接続しておけば、その反応をもとに動作させることも可能。さまざまなシーンで自動的にいろいろとデバイスを組み合わせてコントロールできます。

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▲日の出、日の入りを始め、天気や気温などの情報は、登録した場所に合わせて取得してくれます。また、日の出時刻の何分前、何分後などもできるので便利です
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▲タスクは、「シーン」で登録したものを指定すればいい

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▲日の出、日の入りに合わせてカーテンの開閉を自動で行う設定を登録しました

今回「スマートLEDシーリングライト」(6畳用7980円)もお借りしましたが、Wi-Fiに直接接続できるのでWi-Fi接続ユニットが不要なのと、常夜灯の明るさ2段階、LED照明も無段階明るさ調整がコントロールできるので、単なるオン/オフだけでなく、だんだん暗くして消灯するなどちょっと複雑なこともできます。もちろん、外出先からもコントロールできるので、防犯用に不在のときにも灯りをつけておくということも簡単です。

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▲+Styleの「スマートLEDシーリングライト」は、調光が可能な照明。Wi-Fi内蔵なのでWi-Fi接続ユニットいらずでコントロールできます
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▲カバーを付けた状態。リモコン付きなので、リモコンでも操作可能。Wi-Fi接続などの設定はすべてスマホのアプリで行います。
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▲Alexaでの制御もできます。常夜灯の明るさも変えられます
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▲+Styleには「スマートマルチリモコン」も用意されているので、赤外線リモコンで制御できる製品なら、スマートホーム化が可能です

生活を豊かにするスマートホーム化

こうしたスマートデバイスは、たとえば今回の「+Style」で統一、などとするのが一元管理できて便利だが、Alexaのようなスマートスピーカーでもコントロールできるのであれば、機能でスマートデバイスを選んでもいいのではないでしょうか。

今回の「スマートカーテン」+「カーテンユニット」でカーテン両開きを試してみたが、意外とモーター音も静かで、寝室でぐっすり寝ていれば日の出とともにカーテンが開いても気にならないでしょう。

ただ、電動化すると便利ではありますが、手動での開閉が難しくなります。一応、本体の両サイドにスイッチがついていて、カーテンを引いたときにそのスイッチが押されれば、モーターが作動して開閉を開始する仕様になっています。しかし、筆者宅ではスイッチが押されませんでした。カーテンで押される条件はちょっと厳しいのかもしれません。

とはいえ、今回寝室で使ってみましたが、日の出とともに自動でカーテンを開けと照明を落とし、目覚めの良い1日を迎えるという生活は、かなり理想的です。Alexaでコントロールできるのもかなり便利ですし、ますますスマートホーム化したくなりました。

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