Smartpay

消費者には利用手数料が発生せず、ワンクリックで決済が完了する──。そんなBuy Now Pay Later(今すぐ買って、後で支払う)サービスの提供が日本で始まりました。

サービス名はSmartpay。登録料、利息、決済手数料、延滞手数料が一切かからず、マーチャントやプラットフォームを限定しない点が最もアピールされています。決済は30秒で完了し、3回の均等分割払いを8週間の期間で設定可能。このため、ユーザーがコンビニエンスストアに行って支払いを行ったり、 銀行の振込手数料を負担したりするといった面倒な手間がありません。

マーチャントに対しては、不正決済やチャージバック(不正利用等の理由によるユーザーによる支払い拒否)、などのリスクを管理することができ、マーチャントのEコマースの運用にかかる主なコストやペインポイントにも対応します。 

さらに、マーチャント側での実装の手間やコストを抑え、最高品質のSDKおよびAPIでマーチャントの独自ウェブサイトに1日で統合できます。他にも、Apple Pay と Google Pay への自動接続を可能とし、中小規模のマーチャントを手厚く支援する、とSmartpayは説明しています。

なお、サービスを提供するSmartpayは、Paypalに20億ドル以上で買収されたPaidyの元エンジニアリング責任者が、共同で設立した会社。SMBCベンチャーキャピタルからの出資を受けています。

これまで後払いを行うには、クレジットカードやローン会社の審査後、分割を組む必要がありましたが、手間の軽減してスピーディーに買い物ができるようにしたサービスが注目を集めつつあります。海外では利用者が急増しており、日本国内の市場規模が2022年に1兆3500億円に拡大するとの見方もあり、コロナ禍でECの需要が伸びていることを足がかりに新規参入する事例もあります。

Smartpayも「マーチャントがEコマースで成功することに貢献したい」としており、2021年12月より日本国内のマーチャント1万社を対象に、サイト内コンバージョン、新規顧客の獲得、収益拡大のためのEコマースのベストプラクティスを学ぶEコマーストレーニングを無料で提供する予定です。

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