スマートリングで新型コロナ発症を3日前に予測。Oura使用の研究で90%の精度を獲得

以前は24時間前でした

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年06月2日, 午後 05:00 in coronavirus
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Daniel Cooper

日本でも海外でも緊急事態宣言やロックダウン命令が解除されはじめ、人々はかつての生活に戻ろうとしています。しかし忘れてはならないのは、新型コロナウイルスが終息したわけではなく、いまだ効果がはっきり確認された薬もないということ。宣言解除はあくまで対策、予防がしっかりなされると見なしたうえでの話であり、もし感染が疑われるときは、可能な限り早く自主隔離をしなければ、自身の周辺で集団的な感染(Desease Cluster:クラスター)を発生させることになりかねません。

米ウェストバージニア大学医学部(WVU Medicine)とロックフェラー神経科学研究所(RNI)は、スマートリングとして販売されている”Oura”を使った新型コロナ感染症(COVID-19)の発症予測が最大72時間前に可能になったと述べています。4月にこの指輪による研究を発表したときは24時間前に発症を予測できるとしていました。

つまりこのスマートリングを着用しておけば、仮に自分が感染したとして、発症する3日まえにはそれを知ることができ、前もっての対応がとれるようになります。また医療関係者への潜在的な感染リスクも押さえることが可能になるでしょう。

Ouraは着用者の体温、心拍数、身体活動、睡眠パターンなど多くの生理学的指標を監視計測し、発症を予測します。研究者らは、このスマートリングの開発に協力した約600人の医療従事者や救急隊、一般市民のデータも取り入れ、AIベースの分析モデルを開発しました。その結果、このスマートリングによる発症予測精度は90%にまで向上したと、研究者らは主張しています。

ただ、本当に90%の精度があるとしても、たとえば1000人がこのリングを着用したとして100人は予測なしに発症してしまう可能性があるとも言えます。このデバイスを実用化するには、さらに精度を向上する余地がまだありそうです。RNIはペンシルベニア州のトーマス・ジェファーソン大学やテネシー州ヴァンダービルト大学などのパートナーと協力して、テストに1万人以上が参加者できるよう、試験を拡大しています。

このスマートリングを製造する「Oura HealthのHarpreet RaiCEOは、この重要な研究についてロックフェラー神経科学研究所と提携することで、皆の役に立つデータを提供し、健康的な生活を送るために必要な識見を個人提供するというOuraのビジョンが実現可能になります」と述べています。

source:WVU Medicine
via:TechCrunch

 
 

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