2021年第2四半期(4月〜6月)におけるスマートウォッチの推定出荷台数が前年同期比47%増の1810万台であったことを、調査会社のStrategy Analyticsが報告しています。

新型コロナウイルスの影響により、好調な推移を続ける個人向けデジタルデバイスの出荷台数。2020年第3四半期(7月〜9月)には、米アップルの「Apple Watch」の出荷台数が前年同期比で75%も増加したとの報告がありました。

今回のスマートウォッチ市場の拡大についてStrategy AnalyticsのStrategy Analytics(スティーブン・ウォルツァー)氏は、「市場はパンデミック前のレベルに戻っており、これほどの加熱が確認できたのは2018年以来だ」と述べています。また以前からの個人用デバイスの需要増にくわえ、外出への関心が高まっていることも予測されます。

また企業別に数字をみると、アップルは市場シェアの52%を占め引き続きトップ。例年どおりなら来月にも発売されるであろう「Apple Watch Series 7(仮称)」の投入により、さらにこの数字を伸ばす可能性があります。

また韓国サムスンのスマートウォッチ推定出荷台数も、前年同期比で54%増加。米ガーミンのフィットネス機能を重視したスマートウォッチは25%増加し、米Fossilなどその他のWear OS搭載スマートウォッチ全体でも55%増加するなど、企業やブランドにかたよらずスマートウォッチ市場が成長していることがわかります。

近年のスマートウォッチは時刻や通知機能だけでなく、心拍数や心電図、血中酸素濃度(SpO2)などさまざまなヘルスケアデータの提供が可能です。このようなヘルスケア機能の強化も、ますます高まる健康志向と相まってスマートフォンの購入を後押ししているようです。

 

Source: Strategy Analytics