NASASpaceFlight
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SpaceXが、大型ロケット兼宇宙船StarshipのプロトタイプSN10の打ち上げ~着陸試験を実施、見事に着陸に成功し…たものの、公式のライブ映像終了後に爆発しました。

今回のSN10の試験打ち上げは、高度10kmまで上昇したのち、機体を横向きにして降下、適切な高度でふたたび直立状態に姿勢を立て直して、地上に軟着陸するという一連の手順を実施しました。

直近の2度の試験では最終段階で降下速度を減速しきれず、地面に激突~爆発という流れでしたが、SN10は十分に減速し、うまく着陸したように見えました。しかし、よく見ると降下中も本来とは違う方向に炎が出ている様子も見受けられます。

そしてSN10は地上に降り立ったときにやや斜めになっています。

無事着陸したようには見えるものの、15階建てに相当する高さの円筒状の物体が内部に燃料を残したまま、不安定な状態で起立している状態は危険です。SpaceXは、このままでは人が近づけないため、マスク氏がよく言うRapid Unscheduled Disassembly(RUD:急速かつ予定外な解体)を意図的に実施した可能性も考えられます。

いずれにせよ記事執筆時点では、爆発に関してマスクCEOもSpaceXも具体的な説明はしていません。

SpaceXのJohn Insprucker氏はライブ中継で「3度目の正直で軟着陸に成功しました」と述べ、「テキサスのチームはさらにいくつかの弾道飛行用の機体を組み立て中で、次のSN11はすぐにも発射台に乗る準備ができています」と述べていました。SpaceXがStarship SN11で試験飛行の次の段階にコマを進めるのか、それとも、もういちど完全に最後まで着陸を成功させて足もとを固めるのかが気になるところです。

Source:SpaceX(YouTube)

via:CNBC