中国レノボの重役が、米クアルコムの次期モバイル向けSoC「Snapdragon 895(仮称)」のGPU性能が大幅に向上するとアピールするという、ちょっと変わった事態が海外にて起きています。

今回の中国語SNSことWeiboへの投稿は、レノボの携帯電話事業部でゼネラルマネージャーを務めるChen Jin氏によるものです。彼は「SM8450(Snapdragon 895に相当)ではGPU性能が大幅に向上しており、これを搭載する次期スマートフォン『Legion 3 Pro』は業界トップクラスの性能を発揮するだろう」と述べています。

クアルコムといえば、今年6月にモバイル向け最新SoCこと「Snapdragon 888+」を発表したばかり。しかし同社は以前より、CPUやGPUコアを完全刷新したMS8450(Snapdragon 895)を開発していると噂されているのです。

以前に伝えられたリーク情報によれば、Snapdragon 895はCPUにKryo 780、GPUにAdreno 730と新アーキテクチャを採用。モデムもSnapdragon X65 5Gへと刷新され、プロセッサ全体が4nmプロセスで製造されると報じられています。製品の正式発表は、年末にハワイで開催される年次イベントにて行われる見通しです。

一方で昨今のモバイル向けSoC業界を見渡すと、韓国サムスンとAMDが次期ハイエンドSoCの開発をすすめており、「RDNA 2」ベースのGPUを搭載した次期Exynosプロセッサとして年内にも製品が投入される予定です。こちらはかなり高いGPUパフォーマンスの実現が予測されていることから、クアルコムもそれに対抗するためにSnapdragon 895のGPU性能の大幅な底上げを計画している…という筋書きも成り立ちそうです。

Source: Weibo

Via: XDA Developers