ソフトバンクは、LTE向けの周波数帯である700MHz帯 / 1.7GHz帯 / 3.4GHz帯を利用した5Gサービスの提供を2月15日より開始しました。千葉県・東京都および愛知県の一部エリアから順次導入します。

なお、既存のLTE周波数帯を用いた5Gは、5G向けの新周波数(3.7GHz帯 / 28GHz帯)を用いた5Gと異なり、通信速度を左右する帯域幅が増えるわけではないため、アンテナピクトは5Gとなるものの、通信速度はLTEと変わりません。ソフトバンクも転用するLTE周波数帯について『5G表示となりますが通信速度はSoftBank 4GまたはSoftBank 4G LTE同等になります』とエリアマップ上に記載し、新周波数帯のエリアとは明確に塗り分けています。

とはいえ、既存周波数の5G化によって遅延の低減が見込めるほか、4G網に依存せずに5G単独でネットワークを構築する「スタンドアロン5G」のサービス開始に向けても重要な一歩となります。

この、LTE周波数帯の転用によって、ソフトバンクは、5Gの人口カバー率を2021年度末に90%以上に拡大予定。KDDIもLTE周波数帯の転用をすでに開始しています。

なお、NTTドコモはLTE周波数帯の早期の5G転用について『速度が4G LTEと変わらないのにピクトのみ5G表示になるのはユーザーの優良誤認を招く』と慎重姿勢を示していて、当面は5G向けに割り当てられた新周波数帯だけでエリアを拡大する方針です。

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Source:ソフトバンク 5Gエリアマップ