ソニー、AI処理が可能なイメージセンサー発表

抽出したメタデータだけの出力も可能

塚本直樹(Naoki Tsukamoto)
塚本直樹(Naoki Tsukamoto), @tsukamoto_naoki
2020年05月15日, 午前 07:59 in news
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ソニーは、世界初となるAI処理機能を搭載したイメージセンサー2種類を商品化しました。

同製品は、イメージセンサーにAI処理機能を搭載することで、高速なエッジAI処理を可能にしたもの。

仕組みとしては、1230万画素裏面照射型の画素チップに、AI処理を担うソニー独自のDSP(Digital Signal Processor)および、AIモデルを書き込めるメモリーを含むロジックチップを積層しています。

イメージセンサー内でAI処理を行う利点としては、外部プロセッサ不要で高速なAI処理を実現できる点が挙げられます。

従来では難しかった、動画を撮影しながらの対象物の高精度リアルタイムトラッキングも単独で可能になるとのこと。これにより、画像認識で商品を識別するレジなども高速化できます。

さらに、画像情報を出力せずに、メタデータ(撮像データに属する意味情報)だけを出力することで、クラウドサービス利用時におけるデータ転送遅延時間の低減、プライバシーへの配慮、消費電力や通信コストの削減が期待されます。

Engadget Japan
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内蔵メモリの書き換えにも対応。ユーザーは使用環境に応じてAIモデルを書き換えたり、アップデートできます。例えば無人店舗において、1種類のカメラで「入店者のカウント」「商品の欠品検知」「来店者のヒートマップ」として使い分けるなど、AIモデルに応じて多彩な用途に活用できます。

投入する製品は「IMX500」「IMX501」の2種類。前者はベアチップ製品で、後者はパッケージ製品となります。

それぞれ今年の4月と6月のサンプル出荷を予定しています。サイズ的にはスマートフォンにも収まりそうなこのチップですが、AI処理の需要の高まりにうまく合致した製品といえそうです。

製品の詳細は下記の通りです。

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