SONY α7C

ソニーが2020年10月23日に発売した小型フルサイズ一眼「α7C」こと ILCE-7C 。その動物瞳AFが動画撮影中も使えるようになりました。同社が12月7日に配信を始めたファームウェアをアップデートすると対応します。

そもそもα7Cは小型ながら狙った被写体に対するリアルタイムトラッキング性能の高さがうたわれた製品。機械学習を含むAI(人工知能)の技術を活用した物体認識アルゴリズムにより、狙いたい被写体を指定し、シャッターボタンを半押しするだけで、カメラまかせで自動で追い続ける仕組みです。

メニュー上の名称は「トラッキング」となっていますが、最新ファームウェア「Ver. 2.00」以降を適用することで、『動画撮影時の動物のリアルタイム瞳AF』に対応します。

同社によれば、シーンや被写体の状態によってはうまくピントが合わない場合があるとのことですが、動画撮影中も愛らしいペットの瞳にロックオン──できるのはかなり嬉しいポイント。

デジタルカメラ市場をめぐっては、カメラの高性能化が進むスマートフォンの台頭により、市場規模の縮小傾向が長引くとの見方がありますが、外出自粛をきっかけにスマートフォンよりも大型のイメージセンサーを搭載し、レンズ交換が可能なフルサイズ一眼で動画を撮る人も増えています。

このため、アップデートで動画関連の機能を強化できるのは、既存の小型フルサイズ一眼ユーザーだけでなくYouTuber(Vloggerとも称されます)の囲い込みにもつながると思われます。

SONY α7C
SONY α7C

また、最新ファームウェアにはUSBストリーミング機能も含まれます。α7CをパソコンとUSBケーブルで接続すれば、α7Cならではの画質や音質を生かしたライブストリーミングやウェブミーティングが行えるようになります。注意点としてはUSB Type-Cポートの機器に接続する際、市販のUSBケーブルか端子変換アダプタを使うことが挙げられています。

このように、ファームウェアアップデートでこれまで以上にイマドキのカメラへと進化するのが、今回のトピックといえます。α7Cは『いわゆる35mmフルサイズイメージセンサーを搭載したカメラとしては小型・軽量(2020年09月15日時点)』という点が売りのひとつとなっていることもあり、今後も目が離せない製品です。

SONY α7C


Windows版

  • ファイル名:Update_ILCE7CV200.exe

  • ファイルサイズ:約 334 MB

Mac OS版(macOS 11までに対応)

  • ファイル名:Update_ILCE7CV200.dmg

  • ファイルサイズ:約 347 MB


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ソニー ILCE-7C 本体ソフトウェアアップデート Ver. 2.00