ソニー・グローバルエデュケーションは、ロボット・プログラミング教材キット『KOOV』(クーブ)を使ったオンライン学習サービス「CREATE by KOOV」を12月から開始します。

対象年齢は5~10歳。KOOVアプリは、Windows(64bit)/Mac/iPadに対応します。

小学校や塾のプログラミング教育で使われている「KOOV」

ソニー・グローバルエデュケーションは、ソニーのグローバルな教育部門として2015年に設立され、現在は地方自治体や学校、民間の塾などに、プログラミング教育を中心とした教材コンテンツやオンライン授業システムなどを提供しています。

2017年に同社から発売された「KOOV」は、ブロックとモーターやLED、センサーなどの電子パーツを使ってロボットなどを組み立て、プログラミングで動かすことができる教材キットです。小中学校のプログラミング教育の授業や、学習塾などですでに導入されており、現場の先生からは「何度でも試行錯誤ができる」「創造力をかきたてる」といった声もあがっています。

アプリ経由で毎月4コンテンツを配信

ソニー・グローバルエデュケーションの代表取締役社長である礒津政明氏によると「『KOOV』はロボットが実際に動く楽しさがありつつも、本格的なプログラミング教材になっているが、一方で入門としては難易度が高く、ロボットをつくることにで満足してしまいがちな面もあった」そうです。そこで、 「つくることに満足せず、つくってからが始まり」と考えて開発されたのが、この「CREATE by KOOV」です。

▲一人でも、みんなでも楽しめる「CREATE by KOOV」

12月から始まる「CREATE by KOOV」は、専用キット「KOOV ベーシックキット2」と専用アプリを使って、ブロックや身の回りのものでの工作づくりやプログラミングを楽しむオンライン学習サービスです。全部で2年間のカリキュラムになっていて、毎月2回、アプリに2つのコンテンツが配信されます。1年目は、初めてプログラミングにふれる子どもたちでも楽しめる入門編になっており、徐々に難易度があがっていきます。2年目は電子パーツやブロックを追加した「拡張パーツセット2」を購入し、新たなコンテンツに挑戦します。

▲アプリの画面を見て、組み立てていきます。3Dになっていて、色々な角度からブロックの組み立てを見ることができます。

▲プログラミング画面。初めてプログラミングする子どもでも直感的に操作しやすいビジュアルプログラミングです。

気になる価格は、専用キット「KOOV ベーシックキット2」が1万4980円(税別、以下同じ)、2年目の「拡張パーツセット2」は9980円で、いずれも送料は無料。コンテンツ利用料は12か月分を一括で払える2万3760円のプランがありますが、分割払いの場合は毎月2480円かかります。

▲「KOOV ベーシックキット2」

ロボット・プログラミング好きのライターも遊んでみました

今回、実際に「CREATE by KOOV」をさわる機会があったので、筆者も挑戦してみました。実は、筆者は以前にも「KOOV」をお借りして小学生の子どもと一緒に遊んだ経験があります。その際は「見た目もカラフルでかわいいし、すごく楽しいけれど、価格がちょっと高いな……」と思っていたのですが、今回の「CREATE by KOOV」は価格が1万円台に下がったのはうれしいところです。さらに、1月10日までは発売記念キャンペーンとして5000円オフの9980円(税別、送料無料)と、かなりお得になっています。時期柄、クリスマスプレゼントにもよいですね。

実際に触れてあそんでみると、やはりこのカラフルなスケルトンカラーのブロックは魅力的。キットにはモーターやLEDなどの電子パーツも入っているので、組み合わせていろいろなものがつくれそうです。

▲「りんごのなる木」であそんでみました!

今回は1年目のカリキュラムとして配信されるコンテンツをいくつか挑戦してみました。最初にあそんだ「りんごのなる木」は、DCモーターを使い、ぐるぐると回転する木にりんごや鳥を落ちないように載せていくというもの。これがなかなか難しく、ついつい夢中になってしまいます。

「CREATE by KOOV」では、配信されるコンテンツにつくり方とプログラムが載っており、まずはその通りに組み立てて、実際にプログラムを動かしてあそんでから、自分なりにアレンジをしていくという流れになっています。

この「りんごのなる木」でも、あそんでいるうちに「回転が速いから、動きを遅くするプログラムにしてみよう」といったアイデアがわいてくるので、自分でどんどん組み替えて、その場ですぐに動きを確認していけるのが、ロボット・プログラミングならではの強みのひとつです。あそんで楽しんで、そこから試行錯誤をうながし、何度も失敗や成功体験を積んでいくことができます。

他にもおもしろいコンテンツがあったので、動画とともに紹介します。

こちらは「うずまきレコーダー」。ブロックの土台に紙をはさみ、ペンを動かすと、いろいろな絵を描くことができます。1人で挑戦しても楽しいですが、2人同時にペンを置けば共作をつくることができます! こうしたロボット・プログラミングとアートを組み合わせたコンテンツの幅広さも「CREATE by KOOV」の特長です。

次に紹介するのは、大人も夢中になる「球入れゲーム」。球が入る箱は、牛乳パックを改造してつくったもの。このゲームでも、球の大きさや素材によって飛ぶ高さや距離も変わってくるので、いろいろな球をつくってみるのも楽しそうです。

身近なものを使って自分であそびをつくりだす

これらのコンテンツに共通するのは、あそんで楽しんで考えるということ。あそび方にルールはなく、「もっとこうしたら楽しく(難しく)なるかも」といったアイデアだけでなく、家族や友だちとあそぶことで「みんなであそぶなら、こう変えたほうがいいかも」といった発想も生まれてきます。

また、それぞれのコンテンツを作る際の材料はあえて提供していません。ですので、家の中にあるものを工夫してつくることが大事になってきます。「CREATE by KOOV」を担当した、ソニー・グローバルエデュケーションの清水輝大氏によると、「テーマは“あそび”ですが、ただあそぶというものではなく、あそびをつくりだすのがテーマ」とのこと。

ただ楽しいだけでなく、アート&デザイン、セオリー&テクノロジー、コミュニケーション&リーダーシップといったカテゴリーにわかれており、「プログラミングできるようになればいいだけではなく、思考力や好奇心を身に着けて、さらに自分でつくりだす能力獲得してもらう工夫をしている」そうです。

▲トイレットペーパーも立派なあそびの材料

あそびをつくると学びが生まれる

さらに、「『CREATE by KOOV』では、身のまわりにあるもの、いつもの生活で見逃してしまう発想のタネや感動のタネを、いかに見つけることができるかを大切にしている。こうした体験ですべてのものが自分の学びとなる基礎をつけることによって、今だけでなく、未来の人生につながる学びになる」と、清水氏は話しています。

「CREATE by KOOV」は、2020年12月1日からサービスがスタートします。専用キット「KOOV ベーシックキット2」は公式サイトから購入が可能。11月10日から申し込みが始まっています。購入するのであれば、キャンペーン中の1月10日までがおすすめです! 筆者もぜひ子どもといっしょに「CREATE by KOOV」にチャレンジして、体験記事をお届けしたいと思いますのでお楽しみに!

※記事で紹介している「CREATE by KOOV」の画面は、最終のものではありません。


source:ソニー・グローバルエデュケーション , CREATE by KOOV