ソニー、ノイキャンヘッドホンWH-1000XM4発表 テレワーク向け機能搭載

税別4万円で9月4日に発売

金子 麟太郎(Rintaro Kaneko)
0シェア
FacebookTwitter
WH-1000XM4

ソニーは、ノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM4」を9月4日に発売します。市場想定価格は税別4万円です。

現行モデル「WH-1000XM3」の後継機にあたる製品で、ノイズキャンセリングやハイレゾ級の高音質などに加え、AI(人工知能)を活用した機能を新たに搭載したことがポイントです。

WH-1000XM4

ノイズキャンセリング性能については、「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」を継承しつつ、新たに高性能なBluetoothオーディオSoCを搭載。毎秒700回以上センシングし、そのときの音響環境に対して、リアルタイムにノイズキャンセリング処理を適応します。

装着状態や気圧に合わせてノイズキャンセリングの効果を調整する機能も備わり、WH-1000XM3と比べて中高音域のキャンセル性能が向上。低温ノイズや人の声などをカットし、街中やカフェでも静寂性を担保できるとします。

WH-1000XM4
▲スマホアプリ「Sony | Headphones Connect」にはノイズキャンセリングの最適化を行えるメニューが用意されている

音質に関わる設計については、WH-1000XM3と同様に40mmのHDドライバーユニットを搭載し、AI技術による深層学習を施したDSEE Extreme(エクストリーム)がリアルタイムで楽曲を解析します。圧縮により失われた音源本来の周波数特性をより高精度に実現できると言います。

『特に空間の響きや、打楽器、人の声などをこれまで以上にハイレゾ相当の音質に近づけます』(ソニー担当者)

このAI技術ですが、ソニーミュージックのマスタリングエンジニアやミキシングエンジニアが開発に関わっており、同社のもつハイレゾ楽曲ライブラリーを深層学習に活用しています。

さらに、非可逆圧縮のBluetoothオーディオながら最大96kHz/24bit(ハイレゾ相当)の楽曲データを伝送できるLDACコーデックをサポートしており、ハイレゾやLDAC非対応機器からの転送であれば DSEE Extreme によってハイレゾ相当の音質にアップスケーリングします。

テレワークを意識した機能も初搭載

昨今、新型コロナウイルス感染症が広がり、在宅勤務やテレワークを含む働き方を推進する動きが高まってきていますが、WH-1000XM4ではテレワークにピッタリな機能「スピーク・トゥ・チャット」を搭載しています。

スピーク・トゥ・チャットは、ヘッドホン装着者が発話したことを検知して、ノイズキャンセリングと音楽再生が自動で停止します。これに加え、外音取り込みに自動で切り替わるため、ヘッドホンを装着したまま相手と会話を続けることが可能です。

ソニーによると、5基のマイク(左右それぞれフィードフォワードマイク、左ハウジングのマルチ配列マイク)を最適に制御する高度な音声信号処理を行い、会話検知アルゴリズムが装着者の声を認識すると言います。

 WH-1000XM4
▲内側の近接センサーがヘッドホンの装着状態を検知する

また、2台の機器と同時に接続して、必要に応じて接続を切り替えることも可能になりました。たとえばPC上で音楽再生中にスマホへ着信があった場合、PCからスマホへ接続を自動切り替えするといったことが可能。この機能は発売日にアップデートが配信され、WindowsやMac、iOS、Androidいずれかの組み合わせでも使えます。

接続に関する機能としては、Googleが開発したペアリング技術「Fast Pair」にも対応し、画面上に表示されるポップアップをタップするだけでペアリングが完了します。同機能は、本機とAndroid 6.0以降を搭載した端末と組み合わせて使用できます。

このほかにも、外音を取り込みながら音楽再生が可能な「アンビエントサウンドモード」、ハウリングに手をかぶせることで音量を一時的に下げて外音を取り込む「クイックアテンション」、ユーザーの行動を自動検知して最適な外音取り込みモードに切り替える 「アダプティブサウンドコントロール」にも対応します。

ノイキャンONで30時間再生

デザインについては、隙間を限界までなくしてなめらかに見えるようにしたとのこと。バッテリー持続時間はノイズキャンセリングがオンの場合は30時間、オフにして使用した場合は38時間駆動。充電しながらの使用は推奨していません。

WH-1000XM4
▲「WH-1000XM3」(左)と、「WH-1000XM4」(右)

WH-1000XM4
▲WH-1000XM4は、電源ボタン、カスタムボタン、3.5mmジャック、USB Type-C端子を備える

WH-1000XM4
▲WH-1000XM4のケースはボディカラーに合わせた2色を展開


 
 
新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: Noise-cancelling headphones, headset, audio, wireless headphones, wireless, headphones, bluetooth, wh-1000xm4, noise cancelling, Sony, wh-1000xm3, news, gear
0シェア
FacebookTwitter

Sponsored Contents