Sony PlayStation
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もっかソニーのPS5とマイクロソフトのXbox Series X|Sはゲーム市場で激戦を繰り広げていますが、後者が強みとしているのが定額ゲームサービスのXbox Game Passです。これはXboxとPCのプレイヤーにファーストパーティ(MSおよび傘下のゲームスタジオが制作したもの)作品を含む100以上のタイトルを提供している上に、クラウド経由でAndroid端末でも遊べるタイトルを増やしつつあります。

そんななか、ソニーがXbox Game Passへの「カウンターパンチ」を準備しているとの噂話が伝えられています。

これは初代「God of War」の生みの親であり、「Twisted Metal」シリーズの誕生にも深く関わったデビッド・ジャッフェ氏が自らのYouTubeチャンネルにてPlayStation(SIE)社内の多くの情報源から聞いたと主張しているものです。

2017年6月にサービス開始したXbox Game Passは、鉄板タイトルや定番タイトルや期待の新作を約100本まで厳選したキュレーション型サービス。2021年1月時点で1800万人以上の加入者を集めており、MSゲームビジネスの中心的な存在となっています。

それに対してソニーの定額ゲームサービスPS Nowはタイトル数が400本以上ありながらも、無名タイトルやエディション違いの重複も含めた品ぞろえ。2020年4月時点では220万人を超えたと発表されており(その時点でのGame Pass加入者は1000万人)、MSに大きく水を開けられています。

これまでソニーは何度も、Game PassのビジネスモデルはPlayStation陣営では採用できないと表明してきました。たとえば2020年9月には、SIE社長兼CEOのジム・ライアン氏は、ファーストパーティのゲーム開発費が「1億ドルをはるかに超える」ことが多いPlayStation Studiosでは、新作ゲームを定額サービスに含めるのは持続不可能だと述べています

とはいえ、その後ライアン氏はロシア・タス通信の取材でGame Passにどのように対応するか質問されて「いずれ発表できるニュースはあるが、それは今日ではない」と含みを持たせた回答をしていました。

おそらく最も可能性が高いと思われるのが、PS Plusに加入しているPS5ユーザー向けに提供されている「PS Plusコレクション」の充実でしょう。このライブラリを拡大する計画があるかどうか尋ねられたライアン氏は、潜在的には素晴らしいユーザー獲得の武器になるとしつつも、どのゲームがどれだけ遊ばれるか様子を見てから決めると答えていました

もしも今後Xbox Series X|S本体の普及がGame Passでますます加速されるようであれば、ソニーとしても新作が毎月追加される定額ゲームサービスには踏み切らないとしても、PS Plusのフリープレイで提供されるタイトルを豪華にしていくのかもしれません。

Source:David Jaffe(YouTube)

via:VGC