ソニーが「Xperia 5 III」を日本でも11月中旬に発売します。ドコモ・KDDI・ソフトバンクの3社から登場します。

「Xperia 5 III」は、6.5インチの「Xperia 1 III」とほぼ同等の可変式望遠カメラやSnapdragon 888といったハイエンド仕様を備えながら、ディスプレイを6.1インチに小型化したスマートフォンです。いわば「Xperia 1 III」の小型版。本体サイズの比較は下記の通りです。

  • Xperia 1 III:165 x 71 x 8.2mm 188g

  • Xperia 5 III:157 x 68 x 8.2mm 168g

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「Xperia 1 III」からの差分としては、カメラのToFセンサーを省いたほか、RAM容量を12GBから8GBへ、ストレージ容量を256GBから128GBへ削減。「Xperia 1 III」の進化点となっていたスピーカー音圧の向上も省いています。さらに、ディスプレイ解像度も4KからフルHD+に抑えています。

カバーガラスも「Xperia 1 III」ではコーニングのゴリラガラス Victusでしたが、「Xperia 5 III」ではゴリラガラス6に変更。5G通信もミリ波対応は省かれ、sub6のみ対応します。

3眼なのに4眼相当のカメラ

カメラに関しては、前述の通りToFセンサー以外は「Xperia 1 III」とほぼ同等。望遠は70mm(光学2.9倍)と105mm(光学4.4倍)に切り替わる可変式望遠レンズを採用し、3眼ながら4つの焦点距離を利用できます。

可変式望遠レンズは、ペリスコープ構造で取り込んだ光を屈曲させて焦点距離を稼ぐ構造で、その中のレンズが物理的にスライドすることで、倍率を切り替えています。

広角・超広角・望遠の3レンズにDual PDセンサーを搭載し、高速なAFが行える点などもXperia 1 IIIと同等。そのほか、ノイズリダクションも行うAF/AE追従最高20コマ/ 秒の高速連写や瞳AFにも対応し、コンパクトサイズながら「Xperia 1 III」と遜色のない撮影が可能です。

なお、ToFセンサーを搭載しない分、「Xperia 1 III」に比べると動きの激しい物体へのオブジェクトトラッキングの精度が落ちるとソニーの担当者は説明しています。

120Hz駆動のディスプレイ

ディスプレイに関しては、「Xperia 1 III」と同じ120Hz駆動の有機ELを搭載する一方、解像度は4KからフルHD+にダウングレード。なお、画面サイズも小さなっており、目視では”画素が粗くなった”とは感じないでしょう。

HDRやBT.2020の広色域表示にもXperia 1 IIIと同様に対応。21:9のアスペクト比で、シネスコサイズの映画も余白なく再生できます。

ワイヤレス充電には非対応

バッテリー容量は4500mAhで、小型ながら「Xperia 1 III」と同容量。先代の「Xperia 5 II」比では500mAh増量しています。

30分で50%充電できる急速充電や、3年間バッテリーの劣化を抑える技術も対応。なお、「Xperia 1 III」では対応してるワイヤレス充電には非対応です。

ゲーム支援機能も充実

その他、有線ヘッドホン使用時の最大音圧が「Xperia 5 II」比で40%向上しているほか、ゲーム中に画面のガンマ値を補正して、影に隠れている敵をディスプレイ上で目立たせるゲーム支援機能など、「Xperia 1 III」の特徴を踏襲しています。

デザイン面では、メタルフレームに背面はフロストガラスを採用。カラーバリエーションはフロストブラック・フロストシルバー・グリーン・ピンクの4色展開です。

主な仕様は下記の通りです。

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機能の詳細は兄弟モデルとなる「Xperia 1 III」の記事もご覧ください。

・ソニー Xperia 1 III発表。望遠カメラが劇的進化、可変レンズで光学3倍と4.4倍を切替(石野純也)

(追記)取扱いキャリアを追加しました。