恒例の「今年のベストバイ」の季節がやって参りました。
今年は、これぞニューノーマルというのか、気持ち的に保守的になってしまっているのか、今までみたいに「新しさ」に惹かれて衝動買いみたいなことはほとんどしてません。
去年との最大の違いは「最新商品」を買ってないこと。これは困ったもんです。
「Segway Drift W1」だったり、「Fire TV Cube(第二世代)」だったりと、セール品でもいい買い物に恵まれており、コスパ的にも、商品体験的にも非常に満足なガジェットライフを送っているのですが・・・・
ベストバイにするネタがない・・・「Fire TV Cube」も2019年年末の商品、「Segway Drift W1」に至っては2018年だしなぁ・・・
と、悩んでいいたら手元に最新のガジェットのサンプルが!
ということで今回お届けする「SOUNDPEATS H1」は現在クラウドファンディング開催中の完全ワイヤレスイヤホン。Makuakeにてクラウドファンディングを実施中です。25%OFF8980円の早割価格で購入できます。プロジェクト期間は2021年01月13日までです。
どんなところが魅力的?
まずは、安さと性能のバランスでしょうか。一般販売予定価格1万1980円とのことなので、そこから推測するに販売価格は1万円を切ってくることでしょう。
聴き心地や、各種スペックに関してはおってお伝えしますが、僕のSOUNDPEATSデビューとなった「SoundPEATS FORCE」からの各モデルの感想としては、「コスパが良い」これにつきます。
このへんに関しては「SOUNDPEATS H1」はこれまでの各モデル同様とにかく「コスパが良い」。
ハイエンドモデルほどの価格ではないのに、かゆい所に手が届く仕様だったり、全体的にバランス良いチューニングでありながら、低音はしっかりと聴かせて来たりと、「普段使いに優秀なあいつ」って感じの1品です。
聴き心地は?
普段のメインウェポンは「HD25 With Fostex TM2」と、リケーブル済みの「HD25」なのですが、「H1」を使っていて、特に不満が出てくることはなかったです。
HD25自体が素直な鳴り方のヘッドホンでして、僕の好みはそっち方面の鳴り方をするヘッドホン/イヤホンになります。
2020年発売のイヤホンに関しては、2019年に比べていわゆるわざとらしい鳴り方をするモデルは極端に減ってきているんですが、気をつけて購入しないとモデルによっては高音が聴こえにくいモデルはまだまだ存在します。
極端な例ですが、ブラックメタルの「ハイトーンデスボイス」がほとんど聴こえなくなったりする様なチューンのモデルもありますし、一方「ハイエンドモデル」でしっかりとした高音の伸びを見せるモデルだと、聴く音楽によっては、10分もしないで、その精細さにかなり疲れてしまったりします。
その辺、GLIDiC Sound Air TW-7100 みたいにバランスのとれたチューニングのミドル〜ハイエンドのイヤホンは聴いていて疲れないので、リモート中はもっぱら「TW-7100」を使っているのですが、移動中だったりスポーツ中にもう少し迫力がほしいって思うシーンで「SOUNDPEATS H1」は大活躍です。
あと地味に嬉しいのがこのH1は「LとRを認識別々にしないところ」。
AirPodsな方や某ハイエンド使いの人には「何言ってんだこの人」と思われるでしょうが、片側だけがBluetoothに表示される完全ワイヤレスイヤホンって実は少数派でして、結構取り扱いめんどくさいんです。
この価格帯でこの仕様は正直嬉しかったりします。
専用アプリも12月にはリリース予定とのことで、どの様なカスタマイズが可能になるかが今から楽しみです。
デュアルドライバーの威力は?
今や安価で性能の良いイヤホンの代表格になっている「サウンドピーツ」ですがSOUNDPEATS H1はその旗艦モデルとしてのリリース。
いわゆる「うるさがた」なアワードとして知られるVGPでも入賞しており、
そのコメントでもデュアルドライバーの真価が評価されています。
一般的なイヤホンはシングルドライバーが主流ですが、「SOUNDPEATS H1」は、BA(バランスド・アーマチュアドライバー)型のトップメーカーKnowles社のドライバーと、ダイナミックドライバーを搭載した、デュアル構成となっています。
これによって、鳴らしわけがされているそうなんですが、構成が複雑な音楽を聞いていると、たしかにどの音もしっかり鳴り分けして聴こえてきます。
音切れも激少、そしてバッテリー持ちは?
音切れも皆無です。とはいえ、週3リモートの状態なので、数少ないお出かけタイムの上では・・・とお断りはさせてください。
「SOUNDPEATS H1」にはデータ転送時のビットレートを可変させながら伝送させる「aptX Adaptive」とやらが実装されており、瞬間的に伝送が途切れた場合も「ブチッ」となりにくいらしいです。
とりあえず、僕が使っている間に「ブチッ」は発生しませんでした。
さて、気になる電池もちですがイヤホン単体では最大10時間、ケースが満充電の場合、イヤホンの充電が更に3回で合計40時間の利用が可能です。
満充電までの時間も1時間半とわりと短めです。
週3のリモート環境では、でかけている間に充電が切れることはそもそも派生しませんでした。
イヤーチップもこだわり。「COMPLY」体験
低反発イヤーピースでは有名な「COMPLY」の「COMPLYメモリーフォーム」を採用。
「COMPLY」のイヤーピースは周りで特に評判が良かったので一回試して見たかったのですが、そんなに安いものでもないので、今まで試す機会がありませんでした。
今回はその「COMPLYメモリーフォーム」のイヤーチップが付属。
このポリウレタンフォームは非常に柔らかく、シリコンチップに比べ、密閉度が高いのがウリ。
シリコンチップで耳が痛くなる人もいいみたいです。
本体に装着する時にも、利用する時にも若干コツがいるのですが、こちらも慣れたら問題ないでしょう。
使用感としては非常に遮音性が高く、フィット感も◎です。
ただし、表面上がスポンジの様な素材で「黒」ですので耳のお掃除はこまめにしたほうが良いでしょう。
ケースに関しては「アーバン」な感じがちょっと
さて、「SOUNDPEATS H1」主に満足な話しかないんですが、1点だけ個人的なツッコミポイントあるとすればケースの「ソリッドでアーバン」なデザイン。
軽い上に大容量なので、ケースとしては二重丸なんですが、こちらに関してはもう少し丸みを帯びたAirPodsやGLIDiCみたいなデザインのほうが「個人的には」好みだったりします。
さて、とりあえずそろそろ2020年も終わりそうですが、しばらくは仕事中は「GLIDiC Sound Air TW-7100」、移動中・スポーツ中は「SOUNDPEATS H1」と2021年のイヤホン環境は既に整った様子です。