米国のマイク・ペンス副大統領が、1年前にトランプ大統領の命で設立した宇宙軍の人員を「ガーディアンズ」と呼ぶと発表しました。宇宙軍は、この呼び名は「1983年の空軍宇宙軍団のモットー”Guardians of the High Frontier(宇宙前線の守護者)”に由来する」と説明しています。
しかし世間の反応は「ガー〇ーです」並みにいまひとつのようで、発表後すぐにSNS界隈からは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーかよ」と失笑まじりの反応がわき起こっているとFox Newsなどが伝えています。さらには、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の監督兼脚本家ジェームズ・ガンも思わず「このマヌケを訴えてもいいかな?」とツイートしました。
Can we sue this dork? https://t.co/9skZ8aG446
— James Gunn (@JamesGunn) December 19, 2020
宇宙軍はさらに「ガーディアンズの名は、米国および同盟国の国民と利益を護り、24時間365日体制で続く重要な任務に、我々の誇りある伝統と文化を結びつけたものだ」と付け加えています。
トランプ大統領は当初、宇宙軍を陸軍、海軍、空軍、海兵隊、沿岸警備隊にならぶ第6の軍種として設立することを望みましたが、米議会はこれを空軍省一部として設置することを決定しました。次期大統領に決まったジョー・バイデン氏がこの組織をどのようにするかが気になるところですが、当面は現状を維持していく意向のようです。
Today, after a yearlong process that produced hundreds of submissions and research involving space professionals and members of the general public, we can finally share with you the name by which we will be known: Guardians. pic.twitter.com/Tmlff4LKW6
— United States Space Force (@SpaceForceDoD) December 18, 2020
source:U.S. Space Force