SpaceXの衛星インターネット「Starlink」ベータテスト近づく。試験の具体的内容も判明

参加希望者は住所を申請

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年07月15日, 午後 05:20 in SpaceX
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SpaceX (via u/Bubby4j from Reddit)
SpaceX (via u/Bubby4j from Reddit)

SpaceXはもうじき、衛星コンステレーションによるブロードバンドインターネットサービスStarlinkのクローズド・ベータテストを開始する予定です。

Starlinkは以前より、サービス提供を希望する地域に関する郵便番号を要求していましたが、現在はサービス提供を希望する一部の人々を対象により具体的な所在地情報の提出を求めるメールを送信しはじめました。そしてそのメールにはこの夏よりStarlinkのプライベートベータテストを開始し、その後パブリックベータに移行する計画が記されています。

またRedditユーザーのBubby4jは、Starlinkのウェブサイトを詳しく調べたところ、サポートページのなかから今後行われるベータテストの詳細を発見したことを報告しました。発見された情報によると、Starlinkhはまず米国とカナダの国境近く、ワシントン州の農村集落地域を皮切りにテストを開始する計画とのこと。

すでに打ち上げられたStarlinkの衛星は600基近くにも登りますが、それらの電波を拾うにはユーザーはStarlinkから送付されたFCC承認済みの専用ルーターとパラボラアンテナを使用し、北緯44~52度の空を眺められる場所にいる必要があります。またテスト中はネットワークの最適化調整のため、通信が断続的になることがあるとのこと。また支払いシステムのテストのため、ユーザーはテスト期間中に1ドルの支払いを求められますが、それ以外の金銭の請求はないとのこと。

SpaceXは地球上のいかなる地域にも衛星インターネット接続を提供するため、2019年より定期的に数十基単位で衛星を打ち上げています衛星の総数は最大4万2000基にも登るとされ、2020年内には1500基以上の衛星が送り込まれる計画です。一方で、小型ながら大量の衛星が軌道を覆い尽くすことで一部の天文学者らからは衛星の反射する光が観測に影響するとの声も上がっています。

source:Starlink, Reddit(1), (2)

 
 

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