SpaceX、Starship SN8の上昇帰還試験を高度15kmに変更。10月にはSN9投入へ

Starshipらしい格好になってきました

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年09月27日, 午後 04:20 in SpaceX
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Elon Musk(Twitter)
Elon Musk(Twitter)

SpaceX CEOのイーロン・マスクCEOが、大型ロケット宇宙船Starshipのプロトタイプ”SN8”の上昇帰還試験で到達する高度を18kmでなく15kmで行うと述べました。理由は明らかではありませんが、イーロン・マスクCEOは、SN8プロトタイプの機体に取り付けられた尾翼部の写真をツイートし、「ノーズと上部フラップが来週には装着される。来月にはSN9も登場する」と述べています。

これまでのSNxプロトタイプは、外観的には円筒状のボディにRaptorエンジンを取り付けただけで、それが150mほども浮上し、制御されつつ地上に戻ってくる様子はややシュールな眺めではありました。その点、SN8の上昇試験は初めてノーズコーンや翼をまとった本来の姿のStarshipが飛ぶ姿を見る機会となります。

ただ過去の例から考えれば、マスクCEOの日程や期限に関する言葉はあくまで目安、目標であることを頭に入れておくのが良いでしょう。これまでもマスクCEOはいつも計画時期や日程を口にしていますが、そのほとんどは予定よりも遅れて行われています。

とはいえ、やや低くなったとはいえ高度15kmという高度はこれまでのStarshipプロトタイプの試験に比べ10倍もの高さにまで機体を推進する必要があり、SN8のRaptorエンジンも3基にまで増やされています。この試験が成功すれば、本番の打上げには限りなく近づくと行って良さそうです。

なお、最終的なStarshipには、到着した月や火星から再び宇宙へ飛び立てるよう、6基のRaptorエンジンが装備されるとのこと。また地球から宇宙へと飛び出すにはさらに推進力が必要になるため、StarshipはRaptorエンジンを28基も搭載するSuper Heavyと呼ばれる1段目ブースターロケットを使用します。StarshipとSuper Heavyはいずれも再利用可能な設計となっているため、イーロン・マスクCEOはこれが完成すれば有人宇宙飛行にかかるコストは大きく削減可能になるとしています。

source:Elon Musk(Twitter)

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