Clone Wars
Disney

2Dアニメ版スター・ウォーズのひとつ、ゲンディ・タルタコフスキー監督の『スター・ウォーズ クローン大戦』がDisney+ で配信されることが分かりました。

『スター・ウォーズ クローン大戦』(Star Wars: Clone Wars)は2003年から2005年にかけてカートゥーンネットワークで放送された番組。映画『スター・ウォーズ エピソード2 / クローンの攻撃』と『エピソード3/シスの復讐』のあいだのできごとを補完する内容で、本編に先駆けて主要キャラクターが初登場したり、本編では語られなかったエピソードや見せ場が多く含まれます。

魅力は『デクスターズラボ』や『サムライジャック』『パワーパフガールズ』等で知られるアニメーター、ゲンディ・タルタコフスキーが手掛けた2Dアニメの表現。全25エピソードのうちシーズン1と2にあたる20本は約2分から3分という短編ですが、誇張や省略といった2Dアニメが得意とする技法を存分に駆使したテンポ良い映像で、ジェダイの荒唐無稽なまでの強さや、全銀河で繰り広げられる大戦争というスケール感を見せてくれます。

クローン大戦はスピンオフアニメとはいえ、物語はジョージ・ルーカスの原案を元に、本編エピソード2と3のあいだに起きた重要な出来事を描きます。大勢に影響ない枝葉ばかりだったり、見たこともないオリジナルキャラクターに終始する「スピンオフあるある」ではなく、むしろ本編に準ずる内容です。

Star Wars
Star Wars

しかし2012年にディズニーがルーカスフィルムを買収したのち、お互いに矛盾することも多く収拾がつかなくなっていた外伝のたぐいを一気に仕分けし、映画と同じ「史実」にあたる正伝と、実際にはなかった「Legends」に分類した際、タルタコフスキー版のクローン大戦は何故か「Legends」扱いに。

以来、3D CGアニメ版の「クローン・ウォーズ」(The Clone Wars)は正伝としてシーズンを重ねる一方、その前の「クローン大戦」(Clone Wars。Theがつかない)はディズニーから概ね冷遇され、ディズニープラスでも配信されないままでした。

しかし海外版 Disney+ の新規コンテンツ追加スケジュールによると、4月2日付で Volume I (シーズン1と2)/ Volume II (シーズン3)がついに配信されます。

全25本でも2時間弱と短い作品ではありますが、正式な配信で見られるようになるのは嬉しいニュースです。日本のディズニープラスでも配信されるかはまだ不明。