スター・ウォーズVR「正伝」Vader Immortal 、PS VRで発売

ムスタファーでメソメソしてた時期

Ittousai
Ittousai , @Ittousai_ej
2020年08月8日, 午前 09:45 in star wars
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Star Wars Vader Immortal
ILMxLAB

プレイステーションの新作発表配信 State of Play で、『スター・ウォーズ』のVR体験『Vader Immortal』三部作が PS VR でも遊べるようになることが発表されました。

Oculus Quest や Rift で販売中の『Vader Immortal』は、 スター・ウォーズの知られざるエピソードをVRで体験できる作品。

スター・ウォーズのゲームはそれこそ無数に存在しますが、『Vader Immortal』は開発がルーカスフィルム傘下の仮想現実・拡張現実部門 ILMxLAB 、脚本は『ダークナイト』や『ブレイド』『ファウンデーション』のデヴィッド・ゴイヤーという豪華な布陣。

ゲームありきで人気キャラや世界観を当てはめるのではなく、スター・ウォーズの世界に実際に足を踏み入れたら?をVR技術で体験させることを目指して作られています。

時代設定はダース・ベイダーが誕生したスター・ウォーズ エピソードIII シスの復讐のあと、エピソードIV 新たなる希望より前の時代。

舞台は惑星ムスタファーのベイダー城。エピソードIII以降、ベイダーは荒れ果てた溶岩惑星ムスタファーに居城を構えていた設定になりましたが、師であり兄弟子であるオビワンとの戦いに破れ、甲冑と生命維持装置と怒りで命を長らえる存在に生まれ変わった土地になぜ好き好んで本拠地を構えたのか、一体何をしていたのかが語られます。

プレーヤーたる主人公は、ムスタファーに迷い込んだスペース密輸業者。よりによってベイダーに捕まる最悪の不運から、思いもよらぬ冒険と戦いを体験することになります。 相棒は女性ドロイドのZO-E3。

VRエクスペリエンスとしては、このZO-E3を通じた物語の進め方や、その場にいる感覚の演出に一見の価値あり。プレーヤーすなわち主人公の一人称VRゲームでは、発生したできごとに対して主人公キャラクターの表情や反応を使った演出ができないため、どうしても幽霊のような傍観者になりがちですが、今作では相棒としてやたらと喋るZOEの語りや演技がそれを補います。

VRらしくプレーヤーの行動や動きにリアルタイムに反応して「その場にいる感覚」を与えるのも秀逸。おそらくプレーヤーは、急展開や見てはいけないものを見てしまったとき何度もZOEと「顔を見合わせる」ことになります。

映画本編とは関わりがない挿話ではあるものの、ディズニー移管後の仕切り直しを経たスター・ウォーズ はゲームもアニメも漫画もストーリーグループの監修を受けており、語られた出来事はその場だけのパラレル設定ではなく、映画と同じあの世界で実際にあったこと、いわゆるカノン(正伝)扱いです。

つまり今作のできごとも、後付けで埋められる物語でありつつ、ダース・ベイダーが映画本編でああもやさぐれるに至った理由、背景のひとつにはこんなことがあった、として受け取ることができます。

Vader Immortal
Star Wars

PS VRでも、Oculus での発売時と同じく小刻みな3エピソードでの販売になります。

Vader Immortal は目も眩む地形をプレーヤーの意思で一人称移動したり、ブラスターやサーマル・デトネーターやライトセーバーで戦うアクションを含むゲームですが、前述したようにゲームありきの経験値稼ぎやクエスト受注といった要素は本編にはなく、あくまで「VRエクスペリエンス」をうたうアトラクション的なソフトなので、エピソードごとのストーリー部分は映画一本の長さもなく終わります。体感的なボリュームはドラマの1エピソードくらい。

その分エピソードごとの価格も下げられていますが、重厚長大な物語やできるだけ長く遊べるRPG的なものを期待したプレーヤーからは、あっという間に終わる、物足りないとの声もありました。

Vader Immortal
Star Wars

一方、エピソード単位で見た本編ストーリーの短さを補うように、ストーリーのないライトセーバーバトルモード「Lightsaber Dojo」も各エピソードに付属します。こちらはムスタファーでベイダーが己と利用価値があるものを鍛えるため設えた模擬戦闘設備という立て付けで、ライトセーバーやブラスターで純粋に戦闘が楽しめるモード。

VRで剣を振るのはもうお腹いっぱいと遊ぶ前から思いつつ始めたところ、ただのライトセーバー切りつけだけでなくブラスターの2丁拳銃もできれば、6軸自由度のハンドコントローラを使うVRゲームらしくセイバーやブラスターを投げることも、お約束のセイバーでブラスター弾きも、さらにフォース能力者としてフォース・プルで敵の武器を奪う、フォース・プッシュで吹き飛ばす、振り回す、アレやアレといった要素が豊富で、スター・ウォーズのジェダイやシスになりきって遊べる出来の良いVRエクササイズでした。

ライトセーバー道場にはアンロックなどリプレイ要素もあり、本編よりもこちらをスター・ウォーズ エクササイズ目当てに買うのもありかもしれません。

そのほか多数のゲームが発表された State of Play 全体はこちら。

 
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