SpaceX、Flickr
SpaceX、Flickr

米連邦航空局(FAA)が、SpaceXの大型試作ロケットStarship SN8 / SN9が着陸に失敗し大爆発を起こした件についての調査を終えました。SpaceXは概ねFAAを満足させることができたようで、この調査終了によってSN10の打ち上げ試験にコマを進めることが可能になりました。イーロン・マスクCEOはTwitterで今週にも打上げを実施する可能性を示しています。

FAAが12月のSN8打上げ試験のの調査に入ったのは、SpaceXが与えられたライセンスの条項に違反したためとされていました。しかしFAAは、問題はすでに解決されたと述べ、さらに同じように爆発で終わったSN9についは「FAAの安全性分析の範囲内だった」ため「周辺住民およびその財産を危険に晒すようなことはなかった」としました。

SN8とSN9はいずれも試験前から着陸が成功する可能性は低いと予想されていました。とはいえ、たしかに周辺の交通閉鎖を行ったとしても、Starshipほどの大きなロケットが爆発すれば、その衝撃波や飛散物が周辺地域の家屋などに被害を出さないとも限りません。FAAの調査はそうした安全面に関する確認不足があったためかもしれません。

FAAの調査が終わり、マスクCEOがすでに今週にも試験をする可能性をツイートしているため、SN10の試験はすぐにも行われるかもしれません。SN10はボカチカのSpaceX施設でほぼ準備を終えており、早ければ現地時間2月22日にもそれを実施するとうわさされています。周辺道路は月曜日に「non-flught activities」が実施されるかもしれないため閉鎖が予告されています。

なおイーロン・マスクCEOは先週、SN10が無事に着陸までを成功させる可能性は60%ほどだと述べています。60%は決して高い数字ではないものの、早くあの巨大なレトロフューチャー感あるロケットが大地に降り立つ瞬間を見てみたいものです。

Source:Jakie Wattles(Twitter)
via:The Verge