Gene Blevins / reuters
Gene Blevins / reuters

着陸失敗による大爆発の映像が反響を呼んだSpaceX Starship SN8の高高度上昇試験ですが、試験としては、Starshipが降下してくる際の姿勢制御のほうがキモだったわけで、それがうまくいったことはイーロン・マスクCEOの「hell yeah !!」という言葉からもわかりました。

そして試験から2週間後、SpaceXはこのSN8高高度試験の様子を、当日のライブ配信よりわかりやすく再編集した映像を改めて公開しました。


映像では、実際の映像に吹き出しテキストで解説が付けられており、その時々でStarshipがどんな動作をしていたかがよくわかります。たとえば上空の最高点に到達してしばらく白煙を吹いていたのが液体酸素の放出によるものだったこと、そこから側面のフラップが動作して、機体を水平姿勢に移行させ速度を殺しつつ降下してくる様子etc…。

特に最後の、再びエンジンに点火しての姿勢転換制御は、それが12階建てビルほどの高さがある機体だと考えると見事というほかありません。カットが変わると、おもわずCG映像かと見紛う、ほぼ着地ポイントに設置されていたカメラの映像も見られます。




着陸に関しては冒頭に述べたとおり、そして実験当時の記事でお伝えしたとおり、Starship SN8プロトタイプは木っ端微塵の最後を迎えましたが、すでにSpaceXはSN9の準備を終え、発射台への設置も済ませました。今回は打ち上げ前の試験項目がSN8に比べて少ないとされているため、規制当局の許可が下りれば、早ければ年内から年明け早々にも試験打上げが実行に移されると考えられます。


source:SpaceX(YouTube)
coverage:NASASpaceflight.com