SteamDeck
Valve

Valveは携帯ゲームPC『Steam Deck』の出荷を2か月延期し、2022年2月からに改めました。理由は(だいたい想像がつくとおり) 部品不足。

延期についての発表では「世界的なサプライチェーンの問題を回避するために最善を尽くしてきましたが、原材料不足によりコンポーネントが製造工場に届かず」やむなく延期を判断したと説明しています。

延期後の出荷予定は2022年2月から。すでに予約をしていた場合、先着順はそのまま、約2か月ずれて新たな出荷予定日が設定されます。

SteamDeck
Valve

2021年夏に発表されたSteam Deckは、Steamのゲームを遊ぶことに最適化したLinuxベースのハンドヘルドPC。

携帯ゲーム機のような手持ちスタイルでPCゲームを遊ぶための製品はここ数年、モバイルPC向けプロセッサの高性能・低消費電力化を背景として、中国GamePad Digital (GPD)社のGPD Winシリーズをはじめ各社が競う人気ジャンルになりました。

Steam Deckはデジタルゲーム配信サービスSteamのValve自身がハード・ソフトを一体として設計すること、ゲーム開発者に対してもSteam Deck最適化を支援すること、ゲーム用の入力系が充実すること、そして399ドルからという価格が魅力の製品です。

特に入力系は、押し込み対応の左右アナログスティックとデジタル十字キーはもちろん、指を滑らせてマウスのように細かく操作するためのトラックパッドが左右、背面にもR4/R5・L4/L5ボタンを用意する充実ぶり。

Steam Deck
Valve

主なハードウェア仕様

  • 7インチ1280 x 800液晶ディスプレイ (輝度400cd/m2、60Hz、タッチ対応)

  • AMD製APU (CPUはZen 2アーキテクチャの4コア8スレッド、GPUはRDNA2アーキテクチャの8 CU at 1.0 ~ 1.6GHz)。最大1.6TFLOPS (FP32で)

  • 16GB LPDDR5 RAM

ストレージは価格によって3構成。

  • 399ドルの最安値モデル:64GB eMMC (PCIe Gen 2 x1接続)

  • 529ドルの中間モデル:256GB NVMe SSD (PCIe Gen 3 x4接続)

  • 649ドルの最上位モデル:512GB高速NVMe SSD (PCIe Gen 3 x4接続)

および、全モデル共通で

  • UHS-I対応microSDスロット

入力系統およびセンサ等

  • 左右にフルサイズのアナログスティック (押し込みL3R3対応、静電容量タッチセンサ搭載)

  • 左に十字キー、右に4ボタン

  • L1R1ショルダーボタン、L2R2アナログトリガー

  • 背面L4R4 / L5R5ボタン。自由にアサイン可能

  • 左右スティック下に32.5mm角の静電容量式タッチパッド。Steamコントローラからレイテンシが55%改善。感圧センサと振動フィードバックでクリック対応

  • 本体に6軸ジャイロ・モーションセンサ

  • HD振動

当初の販売は米国・英国・カナダや一部の欧州向けのみで、日本を含むそのほかの地域では当初の予定どおり2022年以降になる見込みです。

Valveの携帯ゲームPC「Steam Deck」発表。399ドルからで12月発売

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