TAKARATOMY

おもちゃのプラレール、誰でも一度は遊んだことがあるでしょう。おもちゃメーカーのタカラトミーが2021年9月3日に発表した電池のいらない「プラレール」は、電池を入れて走らせる──という、これまでの常識を覆すものでした。

その仕組みは、車体を床やテーブルの上などで前後に転がし、車輪を回転させることで発電する、というもの。約30秒間の充電により、約7メートル(正円に組んだレイアウトで約5~6周分)であれば、電池不要で走行します。

推奨されている使用方法は次の通り。本体スイッチをOFFにして車両をしっかり持ち、車輪が回転するように床などに軽く押し付けて前後に転がします。しばらく続けると運転席のLEDが光り始め、徐々に明るくなります。

充電されたエネルギー量は、運転席のLEDの光の強さで確認可能。明るさが変わらなくなることで、充電完了がわかるとのこと。

スイッチをONにすると、約30秒の充電で7メートル程度を走行。充電の目安は、約30センチメートルの距離を約2秒、往復するほどのスピードで15往復(約30秒)程度です。

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そもそも従来のプラレールは、種類の違う電池を混ぜて使うと、液漏れや破裂を起こす恐れがあるなど、タカラトミーの公式ホームページで解説されているように、電池の正しい使い方を理解する必要があります。

電池交換の際にプラスチック製のツメが折れてしまう──といったデメリットも存在します。

また、プラレールを触ったことがある人なら、プラレールは手ころがしのほうが好き──と感じた人も少なくないでしょう。

従来の欠点を取り払い、利点をうまく活用する、というプラレール62年史で初の発想は、同社の「エコトイ認定商品」、いわば “環境にやさしいおもちゃ” として注目を集めそうです。

同社は新商品について、「脱炭素社会に向けてクリーンなエネルギーが注目されている中、遊びながら学ぶことができる」とコメントしており、新商品の発電機構について現在、特許を出願しているところだといいます。

発売は10月21日。対象年齢は3歳以上。車両は「E5系新幹線はやぶさ」と「E6系新幹線こまち」。価格は各4180円(税込)となっています。

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Source:タカラトミー

Via:電池の正しい使い方