The Boring Company
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2016年にイーロン・マスクが始めたトンネル掘削会社The Boring Company(TBC)はいま、ラスベガスに地下交通システムの駅を完成させようとしています。12月4日、マスクCEOはラスベガス・コンベンションセンター(LVCC)の地下に構築中の”Loop”用の駅構内の様子を動画でツイートしました。

テスラの車のルーフ上に置いたカメラで撮影された映像に映る駅構内からは、シンセサイザーの大音響とともにライン状の照明が七色に煌めく、おセレブな方々がお好きそうなムードが醸し出されています。

ムードはいかにもマスク氏の好みな感じ、見える風景も7月にマスクCEOがツイートした予想図に近いものになっていますが、伽藍とした空間にはフロアとテスラ車、そして2本のエスカレーター以外には何もなく、吊り天井もまだ設置されていません。映像の奥には、2本のピンク色の穴があり、これがLoop車両の通り道になると推測されますが、以外とその径も小さく、一般的な地下鉄と比べた場合、その輸送効率がどれほどのものかが気になるところ。

TechCrunchなどは、最新のTBCの計画では輸送に普通のテスラセダン車を用いることになっており、3つの駅あわせて1時間あたり1200人しか運べないと予想しています。これは16人乗りのLoop自動運転車両を使うとしていた当初の計画の1/4でしかありません。

TBCは5月にLVCC Loop用の1本目のトンネルを開通し、9月にはマスク氏が2本目のトンネルが「ほぼ完成した」と述べていました。とはいえそのときはまだ穴があいただけの状態であり、交通システムとして機能させるにはまだまだすべきことがたくさんあります。

計画としては、LVCC Loopは家電見本市CESが毎年開催される1月までには、計画の初期段階を完了させることを目指しています。ただ残念ながら、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが収まる気配がないことから、CES 2021はオンラインでの開催に舵を切っています

source:Elon Musk(Twitter)