ASSOCIATED PRESS
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わざわざ役職名を「テスラのテクノキング」に変え、NFTをテーマにした自作EDM曲をNFTで売却しようとしたイーロン・マスク氏ですが、その後どうやらNFTでの楽曲販売は取りやめた模様です。

NFTはNon-Fungible Tokenの略称で、直訳すれば”代替不可能なトークン”のこと。簡単に複製できるのがデジタルデータの利点ですが、その中にも、それが歴史的に貴重なものと言える場合、本物であることを証明する手段が必要になります。その手段として価値あるオリジナルデータに添付し、いわば鑑定書として機能するのがNFT、といえばわかりやすいかもしれません。NFTにはブロックチェーン技術が用いられており、その売買にはEthereumなどの暗号通貨が使用されます。

最近ではTwitterのジャック・ドーシー氏が、Twitterサービスにおける初めてのツイートとされる自身のツイートにNFTを付けてオークションに出したところ、日本円にして2億5000万円以上もの価格で落札されたとの話題が日本国内のマスコミでも報じられていました。

イーロン・マスク氏が自作曲をNFTで売ろうとしたのも、おそらくそれが人々に注目されて巨額マネーに化けることを目論んだのではとも推測されます。ジャック・ドーシー氏がNFTつきツイートの販売に使ったデジタルプラットフォーム「Valuables」では、最終的にどうなったかは不明ながら実際にマスク氏の楽曲が100万ドルを超える金額に高騰していました。ところが、どうやらマスク氏は途中で翻意し、この楽曲の販売を取りやめることにしたようです。

マスク氏はTwtterで「やっぱりこれを売るのは気が引けるので、せっかくだけど今回はやめておくことにする」とツイートしています。

マスク氏はTwtterで「やっぱりこれを売るのはちょっと気が引けるので、せっかくだけど今回はやめておくことにする」とツイートしています。

ちなみに、NFTは本来なら見分けられないデジタルデータにオリジナルとしての価値を持たせられるものではあるものの、昨年から高騰し続けている暗号通貨ブーム、バブルの末期的な現象として注目されているに過ぎないとの見方もあります。もし簡単に集金できるツールとして濫用が目立つようになったりすれば、暗号通貨も含めて規制の網がかけられる可能性も指摘されています。

Source:Technoking of Tesla a.k.a Elon Musk(Twitter)

Coverage:Coindesk